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【み】ステム交換 Deda MUREX 90mm あとステム長さ考

ハンドルをショートリーチにしたのと同時にステムを90mmからDedaの現行MUREXステム100mmに交換したのだが、そのときから漠然と感じていた、「ハンドル遠いかも…」疑惑。ハンドル落差を大きくした時点で、疑惑が色濃くなってきた(落差を大きくしたらハンドル遠くなるから当たり前だ)。で、フィッティング体験時の資料とか色々見ていてようやく理由に気付いた。頭が悪すぎて気付くのに時間が掛かってしまった。それで、検証してみるべく、同じDedaの90mmに交換してみた。正確には、以前使っていたGIOSステム90mmに一旦戻して検証してから、新たに手に入れたDedaステムの90mmに交換した。

Deda MUREX ステム 90mm やっと見つけた、Dedaの旧MUREXステム、現行にはない90mm、現行とは違うシルバーポリッシュ。現行と旧型の違いについては某nanashiサイトに詳しく書いている方がいるが、現行は80・100・120mmしかない。旧型はこの90mmの他に実は105mmも持ってるので、5mm刻みで存在したのかもしれない(調べてない)。そして、現行が半ツヤくらいの中途半端なポリッシュなのに対し、こいつは普通にピカピカのポリッシュ(旧型は他にマットシルバー(どちらかというと白に近いグレー?)と、ブラックもあった)。更には、クランプボルトの角度とかの違いだけでなく、突き出しの角度自体も違う。現行はカタログ値73°(実際はもっと鈍角に見える)だけど旧型は明らかに前下がりになるので、たぶん72°くらいだろう(測ってない)。ようするに金型とかまるっきり別物のようだ。さすがに90mmは寸詰まりな感じもするが、全体の曲線も旧型の方がなんとなーく美しい気がする。実売4,000円前後の現行は台湾製だが、当時1万円近くした旧型は本国イタリア生産かな?と想像しているが、どうなんだろう(調べてない)。

作りがいい加減なDedaステム1 イタリアっぽい点その1。わざわざネジ留めになっている樹脂のカバー(現行は普通にゴムのキャップ)だが、ステム本体のセンターに対してネジ穴の位置が右にずれてるので、カバーが斜めっている。いや、ステム本体のトサカの頂点が左にずれてるのか?どちらにしろ写真では分からないレベルだが。…だから何って話だけど。

作りがいい加減なDedaステム2 イタリアっぽい点その2。クランプボルトのネジ穴をギリギリまで切りすぎたらしく、鼻先に丸い跡が浮き出てる。あとちょっとで貫通しそうだ。これ、日本ならB品として検品で弾かれるレベルだよね。ちなみに現行の台湾製も別に品質が劇的に良くなったわけじゃなく、細かい点の仕上がりは大差ない。

細かい点はともかく、ハンドルを保持する位置自体は精度も出てるし、コラムを画像くらい短くした状態なら剛性も十分ある。むしろ現行100mmやGIOSステム90mmより剛性感がある気がする。つまり、わりといいよコレ。

さて、ステムを90mmにしたことによる効果。ハンドルが近くなったことで、明らかにバイクとの一体感が増した。感性に乏しい人間なので、とりあえずそうとしか言えない。操作性に関しては特にクイックになることもなく、どこを持っても、ダンシングしても、変わった気がしない。見た目的には、短くてカッコ悪くなるか?と思ったが、100mmステムでハンドル落差が小さかった時よりもむしろ良くなった印象。

さて、ステムを90mmにするに至った経緯。以前某メーカーのフィッティング体験で、このトップ長の数字だったらステムは100mmが適正と出ていたので、100mmでぴったりに違いない!と無理に思い込もうとしていたが、よくよく考えたらこのフレームはシート角が立ち気味なので、トップチューブとシートチューブの接点が、例えばアンカーやパナソニックの同サイズのフレームと比べると、わりと前進している。サドルの位置(後退幅)はBBに対して相対的に決まってしまうので、これは単純にトップ長が長くなるのと同じことだ。例えばシートチューブが550mmのフレームの場合、シート角が1°変わるとトップチューブとシートチューブの接点の位置は10mm近く変わるので、決して無視できない数字だ。「フレームサイズで一番重要なのはトップチューブ長!」と解説している専門書なんかでも、この点に触れているのは不思議なことに見たことがない。というわけで、いわゆるコクピット長(ここではサドル先端からクランプ中心までを測ることにする)を測ってみたら、フィッティング体験で出た数字よりも、実に10mm近く長かった。そりゃハンドル遠く感じるわけだ。なんで今まで気付かなかったのか。ステムを90mmにしたら、ほぼフィッティングどおりの数字に近づいた。

しかし、一般的にこのくらいのサイズのフレームに90mmのステムだと、そもそもフレームサイズが体に合ってないんじゃない?と言われるだろう。そして、「ロードバイクは100mmくらいのステムを装着したときに一番操作性が良くなるように設計されているので、90mだとクイックになりすぎて云々…」という話が出てくる。でも、そういう人が「最近流行のショートリーチのドロップハンドルは、リーチの長い昔のハンドルに比べて操作性がクイックになるので良くない」と言うのは聞いたことがない。なぜだろう。ドロップハンドルで上ハンを持って走る時間なんて実際長くないし、それこそ操作性が問題となるようなスプリントや下りの状況ではほぼブラケットか下ハンしかありえないのだから、操作性を語るならハンドルのリーチも含めたトータルの長さで語るべきではないだろうか。もっとも、ブラケットなり下ハンまでの実際の距離なんてハンドル形状や角度、ブラケット装着位置で大きく変わるので、ドロップハンドルの「リーチ何mm」なんていう数字は全く参考にならないのだが。そういうわけで、操作性の話を理由にして「ステムが90mmじゃ短いよ」と決めつけるのは全くもってナンセンスだと思う。

それとは別に個人的に思っていることがある。これは、操作性云々のことではなく「見た目の美しさ」を目指したときに出てきた考えなのだけど…。「ブラケット(の、手を添えるところ)が前輪軸の真上にある状態が一番美しい」という考え方。しかし実際は見た目だけの問題ではなく、手の真下にタイヤの接地面がある方が操作性がニュートラルというかナチュラルというか、ダイレクト感があるというか、少なくとも接地面が手よりも明らかに前にあるバイクに比べて、遥かに操作しやすいと実感したことがある。まあこれだと、フレームサイズが小さいほどキャスター角(ヘッド角)が寝ているという現実からして、小さいフレームほど長いステムが必要になってしまうし、大きいフレームサイズの完成車ほど長いステムが付いてくる現実と完全に逆行するので、明らかにおかしいのだが、都合よくヘッド角を無視した場合、フォークオフセットが大きい(=前輪軸が前にある)ほどステムを長く、逆にオフセットが小さいほどステムを短くすることになるので、トレイル値の減少を長いステムで、増加を短いステムで補う(相殺する)としたら、100%間違いとも言えない気がしないでもない。

んなことは100%後付けの屁理屈だが、「接地面の真上に手」の操作感の良さは確かに実感したことなので(別にレーススピードで走るでもなく街乗りを楽しんでいるだけの範囲内での話だが)、この理屈をもって私は、現状(90mmステム+ショートリーチハンドルで、ブラケットの手を置く部分がちょうど前輪軸の真上にある)のセッティングを正当化するものである。

←画像が現行品じゃない気がするが


追記。この記事、フレームサイズが大きいほどヘッドチューブが長く、ハンドル位置も高くなる、逆にサイズが小さいと短く低くなる、つまり、「前輪軸の真上に手がある」状態を実現するのに必要なステム長は、(ヘッド角が同じ場合)フレームサイズが大きいほど長くなる、という点に触れていない。ヘッド角(小さいフレームほど寝ている傾向がある)のわずかな差よりも、ハンドル高さの差の方が大きいので、やっぱり「大きいサイズのフレームほどステムを長く」で間違っていない。のか?

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