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自転車は左側走行だよ!!

のりりん車道を自転車で逆走(右側通行)してる人を見ると、いつも心の底からある感情がわき上がる。口には出しませんけど。関係ないけど左は『のりりん』(鬼頭莫宏 著、講談社、2010)の一コマ。

『アオバ自転車店』(少年画報社)で有名な宮尾岳氏も、8巻のあとがきで、「自転車で車道の右側を走ってる低能は○ねばいいのに」という旨を遠まわしに述べています(若干嘘)。正論です。微塵でも常識のある人間なら、そう思うのは当然のことです。同4巻のあとがきで氏は、そもそも自転車を取り巻く環境が悪すぎることを嘆いてもいます。

自転車専用道路タイプAそんな中、近年、自転車の交通事情が変わりつつある。都市部を中心に(というか地方には必要ないのだが)「自転車専用道路」(以下、自転車道)が急速に整備されてきているらしい。世界的に見ても日本は整備が遅れてるんだとか。前述の『アオバ自転車店』でも、11巻の第4話で自転車道は肯定的な描かれ方をしているのだけど、実際は良いところばかりではない。左の画像の場所(以下、タイプA)では、広かった車道を狭くして車道と歩道の間に自転車道をつくっている、というか歩道の半分を自転車専用にしてあるが、いかんせん全体が狭すぎるし、自転車道がバス停と歩道の間を通ることになるのでバス停のところでうねってるし(ちゃんとミニ横断歩道が引かれているが、手前のひし形の印の意味みんな分かるの?免許持ってない人だって走るのに)、何より、部分的に歩道に高さを合わせたりしたもんだから段差が多くて、まさに“不整地”だ。走りにくいことこの上ない。場所によってはご丁寧に歩道共々タイル敷きになってる道路もある。タイヤの細いロードバイクなんて走れたもんじゃないんじゃないのか。ちなみに歩道を“不整地”と言い切っているのは、ふじいのりあき氏。『ロードバイクの科学』(スキージャーナル、2008)から。自転車の右側通行がいかに危険かも解説してあるので、みんな読んでみましょう。で、自転車道が走りにくいから車道を走ろうと思うと(自転車道があるからといって、車道が自動車専用(自転車通行禁止)になっているわけではない)、自転車道のおかげでギリギリまで狭くなっちゃったもんだから、走りにくい上にとても危険。なんという改悪。こんな道は誰も通らない方がいい。極力避けるべし。

自転車専用道路タイプBじゃあどうすりゃいいんだよ、って話になるが、こうすればいいのだ(左図)。単に車道の路肩を広めに取って、そこを自転車専用として色分けでもしておけばいいのだ(以下、タイプB)。タイプAだと自転車道を一部わざわざ歩道と同じ高さにして、自転車道と車道の間にフェンスまで作って分けている。歩道と自転車道は「仲間」という位置付けだ。なのに法的には自転車はあくまで自動車の仲間で、ふらっと歩道側に乗り入れるのは(高齢者や子供を除いて)違法なのだ。馬鹿じゃないのか。自転車が車両なら自転車道は分類的には車道側にあるべきで、こんな大仰な工事しなくても、タイプBみたいに路肩に色塗って「自転車専用」と書くだけで済んだはずだ。そうすれば、税金から出てる道路工事費用がどれだけ浮いたことか…。

ただタイプBで問題となるのが「路駐」と「バス停」。しかし、バス停にバスが停まってて路肩=自転車道を塞いでいるなら、バスが動くまで待てばいい。どうせ短時間だし、ほとんどの人にとってはバスの方が速いんだから、前に出る必要はない。もしくは、ある程度乗れてるロードバイクの人なら、安全を確認して右側から追い越していけるだろう。路駐の場合は、安全確認ができれば交通の状況を見て右側から追い越していけばいいし、交通量が多くて右側から行くのが危険と判断したなら、そこだけ歩道に上がればいい。道路状況によってやむを得ない場合は歩道を走ってもいいのだから(あくまで歩行者優先ですよ)。歩行者にとってみても、歩道内に自転車道があったりバス停と歩道の間を自転車道が通ってる方が危険は大きいはずだ。

で、話の流れを元に戻せなくなってしまったが、車道を逆走してる低能が増えてしまったのは、歩道だけでなく自転車道内が「双方向に通行できる」ことになっているのも大きな原因だ。タイプAなんかは、自転車道内で左側通行するように、わざわざ矢印で指示が出ている。こんな狭いんだし、道路の両側にあるんだから、一方通行にしてくれよ。そうすれば、自転車道を正当に逆走している状態からそのままふらっと車道に出たことによって不当な逆走状態になってしまった考え足らずの人もいなくなる。ていうか、小学校で「自転車は左側通行」って習った気がするんだけど…。

というわけでとにかくもう行政は馬鹿ばっかりかと思っていたけど、都内のどっかの区では、「自転車は、車道では道路の左側を走りましょう」と呼び掛けながら走ってる広報車をよく見る。ちょっと安心。まあ歩道だと色々別の要素もあるので、車道では左側走行を徹底してほしい。となると、タイプBの自転車道は車道の一部っぽいし地面への文字の入れ方を見ても当然一方通行(道路の左側走行)となるのに(法律上はどうかわからん)、タイプAが双方向に通行できるのはやはりおかしい。タイプAが道路の片側にしかないなら分かるが、両側にあるんだよ?同じ自転車専用道路なのに「車道の仲間」と「歩道の仲間」があって、走行ルールが違うなんて、いくら良識のある人でも混乱するでしょう。これでは「左側走行」の徹底なんて望むべくもない。更にひどいことには、タイプAの中には歩道と自転車道の間に植え込みを作って分けている愚の骨頂道路もある。通り沿いの店舗にクルマで入るときのことを想像してみるといい。自転車や人が、自転車道と歩道の「二段攻撃」で「左右両方から」やって来て、なおかつそれが植え込みのせいで「見えにくい」んだよ。事故を誘発するためにあるとしか思えん(タイプBなら、“巻き込み事故防止のため左折する手前で左に寄せる”を、自転車専用部分も含めて行えば比較的安全。道交法的にどうかは知らん)。タイプAみたいに「歩道の仲間」みたいな自転車道をつくるくらいなら、おとなしく「自転車通行可の歩道」にしとけばいいだろうが。歩道内では自転車は車道寄りを徐行することになってるから、馬鹿でもそれが分かるように、歩道内の車道寄りを「自転車用」として色分けして「徐行!徐行!」と書きまくっておけばいい。わざわざ「自転車道」として整備するなら、進行方向を決めて左右の路肩につくる。やっぱり行政は馬鹿なのか。

まずは頭の悪い行政に足並みを揃えてもらって、一般人はマナー向上…という以前にルールの周知に尽力しましょう。「ルール」が浸透して、危険で迷惑でルール違反と分かってて逆走する奴だけになったら、それから初めて「マナー」の出番だ。

TEAM KEEP LEFT

※。よくよく調べたら、「自転車は、自転車用の走行帯がある道路では、道路を横断するときや、やむを得ない場合を除いて、そこを通らないといけない」と定められていた。間違えて書いてました。これは…。かえって走りにくい自転車道がどんどん作られたりすることがないよう祈るしかない。

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