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新型プリウス

ワケあって試乗したので、貴重な体験を覚えているうちに書いておきます。

あまり時代の最先端のクルマに触れたことがないので、色々と衝撃が大きかった。そもそもプッシュスタートのクルマ自体が2代目アテンザ以外乗ったことないくらいなので、ポチッと電源入れて、「え、これでもう走り出していいの?」と戸惑った時点で、完全に「クルマに乗らされてる」状態だった。まあとにかく、あまりあれこれ触ってみたり眺めてみたりする間もなく試乗に出発しちゃったので。それにしても、先代からの「後方視界の良さ」は特筆ものだ。現代のクルマはデザイン的に昔と比べてかなり後ろが跳ね上がってるわけだけど(プリウスの場合は空力のためか)、そのラインを崩さずに視界も確保したこのデザインは外から見ても中から見ても秀逸。ホンダのCR-Zにも期待。

試乗車は確か安いグレードの15インチホイール版だった。ちょっと走っただけだけど、田舎の凸凹舗装道路でも終始ホント静かで、路面からのゴツゴツの感じ方も「適度」。というのは、コシが弱くてフワフワしてる感じはなく、路面の状況もそこそこ分かりやすいし、意外とアシはしっかりしてるかも。車両重量のせいなのか、高級車的な重厚感すら感じました(言いすぎ?)。これが45扁平の17インチを履く「ツーリングセレクション」になると、乗り心地の面でも燃費の面でも、プリウスに求めるものとはだいぶ違ってきちゃうんじゃないかと想像してます。メーカーも「上位グレードは大径ホイールに扁平タイヤ」と安易に設定してこなかったあたりから、汲んでやってください。けどそれでも17インチを設定してきてるあたりに、時代の流れを感じます(需要があるんだろうね)。つーか最高燃費を達成してる「L」グレードが185/65R15で、それ以外は195/65R15ってのはなぜ??全部185でいいじゃん。まさか!直径が…いや、そんなはずは…。

しかし、この無駄に高くて広いセンターコンソールは一体何なんだ?タイト感を敢えて出したいスポーツカーなら分かるのだが。まあ私はわりと好きですが、プリウスの購買層にウケるかは謎(…けどコンソール下のスペースは色々遊べそうでちょっといいかもしれない)。タイト感つってもシフトレバーの位置が致命的にヘンなので、スポーツカー感覚はゼロ。むしろ趣味の部屋のサイドテーブルといった感じ。レバーの操作感も家電のリモコンか何かみたいで、操作するたびに「クルマを運転している」現実から遠ざかっていく。あっあと、安いグレードのステアリング素材何とかならなかったのか?感触が気持ち悪いぞ。常に触れる部分なんだし、現代のクルマはエアバッグのせいで交換も容易じゃないんだから、いくら安いグレードであってももうちょっと考えてほしかった。あ、そうか!白くて太いステアリングカバー(笑)付ければいいのか。

そして要のハイブリッドな部分はどうなのか。モーター駆動とエンジン駆動の境目は普通に走る分には音以外ほとんどショックもなく、完全に一致団結してる(当たり前か?)し、音以外でハイブリッドだからどうこうということを感じることはまずなさそう。ただ、低速からベカッとアクセルを踏み込んだとき、一瞬モーターのグイッと引っ張るような力強いトルクを感じて、おっ!?と思うのだけど、そのコンマ数秒後、1.8リッターにアップしたエンジンが「ぐおー!!」っと静かに唸り始めると、却ってトルクが抜けたような弱々しい加速に…。ハイブリッドならではのトルク感(?)に少し期待してたのに拍子抜け。これも全て燃費のためなのか。あと、シフトを「B」(ブレーキの頭文字なんだってさ)に入れても「エンブレ」はあまり利きません。下り坂なんかのためにもう1段階くらい欲しいところ。フットブレーキも「回生ブレーキ」というやつになってるみたいだから、足りなきゃそっちを使えってことだろうか。この回生ブレーキというやつを併用しているらしいフットブレーキは、効き方自体は少し異質な感覚があるけど、特に意識しなければ至ってフツー。フルブレーキングとかしてないけどね。

そんなこんなで。

マツダが言うほど多くの人がエコカーにも走りの楽しさを求めていたりはしないと思う(走りの楽しさを求める人はエコカーを求めていない。求めているのはエコカー減税だ)が、少なくともこのクルマに「走るよろこび」(勘違いしないでください、サーキットや峠をかっ飛ばすとかいう類の話じゃありません。公道を法定速度で走る中で見出せる楽しさ、のことです)は無いし、求めてもいけないと思う。あるとすれば、メーターを見ながら、「いかにエコな走りができるか」「燃費最高記録に挑戦」という楽しみくらいだろうか。それならそれで十分とも言える。無駄のないアクセルワークだけは完璧に身に付きそうです。そうそう、アクセルと言えば、走行中に「N」レンジに入れてアクセルをベカベカ踏んでも「空ぶかし」ができなかったのには驚いた。このクルマは、わざとエコじゃない走りをしようとしてもさせてくれません。

たまの休みに家族で出掛ければ「ただの運転手」にされてしまうお父さん、しかしクルマだけは「走るよろこび」「操るよろこび」を……くれないですね、コレは。操作してるのには変わりはないけど、「クルマに操らされている」といった感じ。まったく世知辛い世の中である。いずれは「クルマに操られる」時代が来るのかもしれないが。…それ(コレ)がまだ「クルマ」であれば、の話。

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※ 実は「パワーモード」の切替があるという説明を受けなかったので、この時どっちで走ってたのかすら分かりませんが…恥。まあ普通に考えてノーマルモードでしょう。しかしそもそも「パワーモード」というのはアクセルのレスポンス(踏み代に対する出力の出方)をアップさせるモードであって、出力がアップしたりトルク特性が変化するわけではない。ということはつまり、何のためについてるのか分からないモードということだ。ほんと、なめてますね。

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