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ギヤがすっこん

100とET3で迷った。で、ET3に決めた。決め手となった理由のひとつに、ギヤが3速より4速のほうがいいなぁ、というのがある。それによって、一枚一枚のギヤは薄くなり、耐久性は落ち、取り扱いは慎重にせねばならなくなるからだ。正しいけど違う。後から考えてみれば、メインスイッチがあって、ブレーキが専用設計(効きは…だけど)で、サイドに小物入れがあって、掃除ができるスポーツマフラーで…などなど、これだけついて中古車価格はあんまり変わらないのである。贅沢者の私には当然の選択ではないか。「シンプル・イズ・ベスパ」道を追求するのならまだしも(いや、だからこそ迷ったのだけどねえ)。

まぁだから、この4速クロスミッションというやつは、丁寧に扱わないと傷みやすいということである。が、私は初心者中の初心者である。そんな人間が、角のすり減った中古のギアを扱うんだから、しょうがないと言えばそれまででしょう。特定の状況で、2速がすこん!と抜けるという、謎の症状が出たのだ…詳しくは略。

こりゃだめだ、ということで、診察してもらおうと思い、行ってみたのだが――「少し荒治療ですけどね」先生が提案したのは手術ではなかった。「抜けそうなときに、チェンジグリップを手でぎゅっと押さえちゃって、抜けないようにするんですよ。初期段階ならそれで治るかもしれないですね。それでしばらく乗ってて知らないうちに治った、って人いますよ。」ベスパは機械だ。機械的に考えねばならん。ギヤがあってセレクターがあってスパイダー…って何??仕組みがわかりません…というふうに、乗っている間ずっと頭をフル回転させながら、荒治療(一応“なぜ直るか”は説明されています。念のため言っておきますが)を行ってみたわけだが――

それから数十日。毎日乗ってるわけじゃないけど数十日。なんか症状に改善が見られたかも、と思ったら全然抜けなくなった。と思ったら再びギア抜けの発作。また治療を試みたら再び回復。と思いきや以下略。なんか、機械だ機械だと思えば思うほど、生き物のように思えてくる。調子が良かったり悪かったり、言うこと聞いたり聞かなかったり。何なんだこいつは。今では、特定の状況下でのみギアに注意を払えば(というかもともと特定の状況下でしか症状は出ないのだけど)まったく問題なく走れるようになりましたと。そしてこの、払っている注意が完全に無意識下で行われるようになったとき、「いつの間にか治った!」ということになるのでしょう。…直ってないよなぁ、それ。
[2003年2月17日]

注:「治」と「直」の表記ゆれは意図的です。

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