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日本で左ハンドル車に乗るヤツはアホ 9

9。これで最後。

日本で左ハンドル車に乗るヤツはアホ?
日本は左側通行・右ハンドルと決まってるんだから、そこで敢えて左ハンドルに乗るなんてアホ以外の何物でもない。日本人らしく秩序を守って周囲の人に合わせなさい!自国の文化を尊重しなさい!ということ。

確かにフツーと違うものは叩かれる日本だが、左ハンドル車に乗ること自体は合法なので後ろめたいことは何もないわけだし。理解されなかろうが笑われようが、非難されるいわれはない。それに文化っても、確かに日本はサムライの時代から左側通行だった説もあるけど、自動車が左側通行・右ハンドルになったのって、結局は英国に倣ったからでしょ(一説では)。

逆ハンドル車を原則禁止している国が多いというが、じゃあ同じ左側通行の(元祖かもしれない)国、英国はどうなんだろう。右側通行・左ハンドルのフランス(というかヨーロッパ大陸)と車が往き来することがあるわけだから当然ながら相互に乗り入れ禁止なんてことにはなりようがないのだが、一時的な乗り入れだけでなく、英国でも左ハンドル車を永久登録して乗ることはできる。「世界のありとあらゆる左ハンドル車を貴方のもとにお届けします!」なんて業者もあるみたいだから、一定数の需要はある模様。ただし英国で左ハンドル車に乗ろうと思うと税金がとんでもなく高いよ、なんて書かれているのをどこかで見たが、「新車から6ヶ月未満、走行6,000km未満の車だと持ち込み(輸入)時に税金が掛かるよ」という記述しか発見できなかった。その場合を除けば左ハンドルでもコストは別に変わらないのでは。逆に、左ハンドルの方がマーケットが広いから中古車だと同一車種でも安く手に入る場合があるらしく、時に価格面でのメリットもあるようだ。でも、例えば「大陸に住んでる間に乗っていた愛車を英国に移っても乗り続けたいから」という理由で持ち込んだり、「大陸と英国に半々で住んでるから英国で乗る車も左ハンドルに統一しておきたい」とかはあっても、生粋の英国人でわざわざ好き好んで左ハンドルを選ぶ人はあんまりいなそうな雰囲気。あるとすれば、欲しい車種(デルタインテグラーレとかね)に右ハンドルモデルが存在しないから仕方なく、くらいだろうか。

英国人は自国の自動車文化に強いプライドのようなものを持っているように見える。自動車文化は自らが築いたものであり、それは左側通行・右ハンドルが本則。右側通行なんてクソ忌々しいフランス野郎(ナポレオン)が英国に反発して始めただけのひねくれた行いが広まったものだし、右側通行の国だって最初の頃は右ハンドル作ってたじゃん。と思ってそう。ちなみに想像なので実際のところは知らん。

BBCトップギアでジェレミーはことあるごとに、ハンドルが右側(right side)にある自国の車に対し、左ハンドル車のことを「ハンドルが間違った側(wrong side)についてる車」と呼んでる。ランチアの特集回では、デルタインテグラーレを本当に素晴らしい車と褒めちぎったリチャードが、「でも、ほら、左ハンドルしかないんだよね…」と、心から残念そうにつぶやくのが印象的だった。スマートクーペかなんかは右ハンドルの方が新車販売価格が高かったらしく、ジェレミーが「ハンドルが正しい位置に付いていることになんで追加料金を払わにゃならんのだ」とブチ切れていた。また、パドルシフト嫌いのジェレミーがガヤルドか何かのインプレで、「こいつはパドルシフトなので、時々イラつくこともある。例えば、駐車するときとか。普通のMTも選べるけど、それだとクラッチペダルが付くので、左足の置き場所がない。つまりは、常にイラつく。」と語っていた。右ハンドルであるが故のペダル配置の悪さに言及することはあまりないが、やっぱり悪いものは悪いと思っているらしい。左ハンドルにしたら一気に解決する問題だと思う(ミッドシップの場合、左ハンドルは逆にペダルが右に寄りすぎている可能性が高いが、3ペダルMTだったら基本的にアクセルもブレーキも右足なので、左に寄りすぎているよりは害が少ない)けど、それでも右ハンドルが当たり前であり、左ハンドルなんてそもそも眼中にないのは、「自動車は右ハンドルであるべきだろ」という強い思想が大前提としてあるからに他ならない。ペダル配置の多少のズレなんていう「些細な問題」のために左ハンドルを選ぶなんて、縦書き原稿用紙に読書感想文を書くのに手が汚れないからというだけの理由で左側から書き始めるくらいおかしいことなのだろう。

じゃあ日本はというと、海外に合わせて(?)あっさり公文書を横書きにしちゃったくらい自我に欠ける(良く言えば柔軟性のある)民族なので、たまたま現状英国に倣って左側通行・右ハンドルになっているものの、右ハンドルであること自体には何のこだわりもないのだろう。戦後米国の手によって右側通行・左ハンドルになっていた可能性も十分あったわけだし。そうならなかったのは予算とかの現実的な問題が理由なわけだし。たぶん。世界に誇る自動車大国の日本が左ハンドルになっていたら、世界の自動車情勢が大きく変わっていたかも。

まあ柔軟なことは良いことなので、左ハンドルに乗りたければ乗ればいいでしょう。…ただし。どうして左ハンドルなのかという理由を明確に言えること(アホはアホでもただのアホじゃないと言える根拠)。けどそれを他人に言ったところで理解してもらえないであろうことをあらかじめ分かっておくこと(やっぱりただのアホとしか思われないであろう覚悟)。そのへんは必要と思う。

ヘッドライトコンバーター1 ヘッドライトコンバーター2
蛇足。英国の右ハンドル車(左側通行用)を右側通行のヨーロッパ大陸に持ち出す場合(逆もまた然り)は、ロービームのカットが逆であることで対向車を眩惑させないようアダプターの装着が必要。アダプターと言っても配光が上向き気味になってる部分(本来路肩側だが対向車線側を高い位置まで照らしてしまう)を遮るようにシールを貼るだけ。147の純正HID装着車(GTAなど)のプロジェクターレンズは、ライトユニット内の切り替えレバーを倒すだけで、簡単に左上方向の光をカットしてフラットにすることができる。なんて親切な装備!でもバンパーを外してライトユニットを外して裏面カバーを開けないとレバーに手が届かないという噂も。

日本はというと、車検の光軸検査はハイビームが合ってれば通ってしまうので、仮にロービームのカットが逆でも見逃されてしまいます(本来はもちろんダメ)。そういうわけで、並行輸入車だとカットが逆のままだったりする可能性も…。後付けHIDで光軸合ってないのと同じで迷惑であり危険。なんとかしましょう。そういえば以前、タクシー(コンフォート)に後付けHIDを装着して、ヘッドライトの「上半分」を段ボールで覆って走ってるのを見たことがあるのだが…。どこからツッコむべきか。

あと、「HID」と入力すると「HIDEOUS」と予測変換するのやめてくれよ。

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