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バイオレーサー(1000コース)

あまりに体格が特殊な小人さん用の自転車を選ぶにあたり、参考になるかなと思ってワイズロードのフィッティングサービス、バイオレーサー1000を受けさせてみた。すると、さすがにそれはないでしょ、と思えるようなハンドル落差の数字を提示されたので、自分が受けたらどうなるのだろうと興味が湧き、後日受けてみた。そしたら…。

あれの股下の測り方、あれはどうなのよ。雑誌や書籍で得た知識や某メーカーのフィッティング体験から、今までは「足を15cm(Qファクター分くらい)開いて、5cm幅くらいの雑誌や木片を股に強く押し当てて測る」と認識していたが、ワイズのあれは、「丸い」棒を、踵が浮く直前…というほどではないけど、相当な強さで股に押し付けて測る。そんなの股下が長く出るに決まってるじゃん。バカなの?と思ったら案の定、今まで自分で測定して「だいたいこんなもんかな」と思ってた長さより12mmも長い数値が出た。ウェアが悪さをしてうまく測れなかった(と後から判明した)某メーカーのフィッティングの数値より19mmも長い。更に身長。丸一日動きまわって夕方受けたのと、足を少し開いた状態で測ったことから、自称の身長よりも15mm以上低くなった。おかげで、今までのポジション出しの「基準」にしていた部分が揺らいでしまった。元々無意味と思いつつも、数字遊びが面白くて、参考どころか半ば拠り所にしていた「係数」が、本当に無意味になってしまった。

(夕方測定した身長と、こんな丸棒で測定する股下を仮に真に受けるとしたら)背が縮んで脚が伸びたものだから、数字だけ見ると前より脚長さんということになる。ネットで実際の数値を晒している奇形レベルの超脚長さんも見掛けるが、晒して面白いレベルではないので晒しませんが。けど、この測り方だと脚は伸びても腕は伸びないので、相対的に胴が短いだけではなく、腕もそれほど長くない、と認定されてしまった。リーチこそ人より長めだと信じ込んで今まで生きてきたのに…。

ということはどういうことかというと。見栄を含む色々な理由で高め(係数でいうと0.89以上)に設定していたつもりのサドル高が、ワイズ的には0.88相当でしかなかった。ワイズの出してきた推奨値自体が、一般的な推奨より高めにしていたつもりの現在の設定値とぴったり同じだった。サドル後退幅は、大腿長とか角度まで測って割り出した某ンカーのフィッティングの数値と同じだった。ワイズの場合は簡易コースなので、股下から平均値を出しているにすぎないはず。つまり、股下に対する大腿と膝下の長さの差はごく平均的ということだろう。

ここまでは万々歳なのだが、問題は腕の長さ。相対的に長くないので、ハンドル落差はあまり大きく取れないし、トップ長も今まで自分で基準にしてたよりわずかに短め推奨となった。トップ長でフレームを決めると、シートポストはそこそこ出るものの、その分ハンドル落差が大きくなってしまうのでコラムを若干だけど首長竜状態にすることになっちゃうし、フレームサイズを大きくするとステムが短くてカッコ悪い。あ、クロモリホリゾンタルの場合です。困った。サドル高と違ってハンドルの位置は乗り慣れるにつれて低く遠く、変化していくものだとは言うが、そもそも競技志向でもないし熱心に乗らないので、そんな日は永遠に訪れない。

それはそうと、いまだに解せないのは、シート角の扱い。ワイズでは、参考のシート角(サドルの前後を真ん中くらいにして理想のサドル後退幅が取れる角度)と、フレームサイズ選定に用いたシート角が記されている。「このトップチューブ長とシート角の組み合わせのフレームがあなたの適正サイズですよ」ということだ。たとえトップ長が同じであってもシート角が1°変われば、実質的なトップ長は1cm近く変わるので、これはフレーム選びの参考としてとても役に立つ。

ところが店員さんに話を聞くと、シート角はフレームの性格を決めるもので、例えばシート角が立ってればスプリント系、シート角が寝てればロングライド寄りのフレームということで、シート角にかかわらずフレームはトップ長で選んでね、みたいに言われた。そりゃあTTフレームなんかは極端にシート角が立ってるけど、それはポジション自体が特殊なわけなので、そういうのは除いて、あくまで同じ用途(この場合は一応ロングライドってことになってる)で、同じ人間が使うのであれば、フレームのシート角がどうあろうと、サドル高とサドル後退幅の理想値が変わることはない。BB中心とサドルの位置関係は動かないのである。仮にシート角によってフレームの性格が異なるとしたら、それはポジションが変わるからではなく、リアセンターが長いとか短いとか、他の部分のジオメトリが結果的に違っているせいだろう。たぶん。ということは、シート角が立っているフレームの場合はオフセットの大きいシートポストを使ってサドルを引くことになる(実質的なトップ長が長くなる)し、逆にシート角が寝てるフレームならオフセットの小さいポストでサドルをあまり引かない(実質的なトップ長が短くなる)。つまり、同じ目的に使用するのなら、メーカーの思想や設計の違いでシート角が立っているフレームを使うならトップ長は短め、シート角が寝ているフレームならトップ長が長めのフレームを選ばないと、正しいポジションが出ない。なんでみんな(店員さんもだし、雑誌とかの記事もだし)、そのことを軽視するのかなあ。まあ現実問題、用途が同じで、フレームサイズが同じくらいだったら、どこのメーカーのフレームも似たようなシート角になるわけなんだけど。極端に違うのはミニベロくらいか。対してヘッド角はメーカーによって思想が違うのか、設計にそこそこ差がある。厳密にはヘッド角もトップ長(ステム長選び)に影響するが、影響するのはヘッドチューブとトップチューブの交点より上の長さだけなので、ほとんど無視していいと思う。

そういえば、イマナキャ氏も、本の中で「なるべくシート角が寝ているフレームを選んで、“大きく”乗るべきだ」みたいに書いていた気がするけど、なんでこう、シート角が立ってたらサドルが前に出る(前乗りになる)、シート角が寝てたらサドルが後ろに下がる(後ろ乗りになる)、みたいな思想が蔓延して誰も脱却できない、というか脱却しようとしないのだろう。そんなものシートポストのセットバックとサドル前後調整でどうとでもなるのに。現実を見ると、スプリント系の選手はサドルを前寄りにセットしている、のではなく、スプリントをするときはサドルの前の方に座る、という使い方だと思うのだけど、私が間違っているのだろうか。

いや素人の戯言なのは分かっているけど、どうもしっくりこない。そこには理屈とか理論ではない何かが存在しているように見える。

ワイズロードの話はどこへ行ったんだ。私ごときには良いとも悪いとも言えないけど、まあ結論として、この1,000円のフィッティング。その1,000円も1ヶ月以内にワイズで自転車を買えばキャッシュバックされるらしいが、ワイズで自転車を買わないで1,000円を掛け捨てる価値は十分にある!と思った。

よし、うまくまとめた(どこが)


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