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ALX440SL カートリッジベアリング交換

さて、中古で見つけたA-CLASSホイールのリアハブの回転が渋い。カートリッジベアリングだから交換すればいいだろうと、気にせずに購入。そして随分苦労する羽目に。次に交換することが万が一にでもあったときのために覚え書きを。

A-CLASSリアハブの構造 まず構造。いちいち写真なんて撮ってないので、落書きで。フリー側から順に、1)ナット。2)フリーハブのダストシール。3)6901RSベアリング。4)ベアリングカラー。5)6901RSベアリング。6)フリーハブボディ(ラチェットを書き忘れた)。7)ベアリングカラー。8)6001RSベアリング。これだけがシャフトに刺さってる。反フリー側は、9)6001RSベアリング。10)ナット。それだけ。

シャフトの反フリー側に5mmの六角レンチが入るので、それでシャフトを押さえつつ1のナットに17mmスパナを掛けて緩める。フリーハブボディは、1のナットを外せばスポッと抜ける。そして、その中に3と5の6901RSベアリングが、4のカラーを挟んで両方とも外側(ロックナット側)から圧入というか打ち込んである。これらはフリーハブボディ単体の状態でベアリングプーラーを掛ければ抜ける。ただし5のベアリングはフリーハブボディから抜けるのに3のベアリングがはまるゾーンも通らなければならないので、道のりが長い。精度の悪いベアリングプーラーを使ったためにここで頓挫して大変な目に遭うわけだが一応後述。

8と9の6001RSベアリングはハブ本体に打ち込まれてる。シャフトはベアリングがスルッと入る太さだが、中央部が太くなっているので、どちらかのベアリングをハブボディから抜かないとシャフトが抜けない。でもシャフト自体を叩いても簡単には抜けないので…ちょっと大変。具体的には10のナットの代わりに普通のナットを使い、ナットとハブボディの間にワッシャーを適宜入れつつナットを締めることでシャフトを反フリー側にちょっとずつ引きぬくとかそんな感じ。

ついでに、今回は手付かずのフロントホイールには、699RSというベアリングが使われている。このサイズ、買おうと思っても鋼板シールドのもの(699ZZ)しか見つからないのだけど…。

とにもかくにもパイロットベアリングプーラーというやつが要るので(なんでプラーじゃなくてプーラーなのか謎)、とりあえず買う。けど、ちゃんとしたのは1万円弱~数万円もするので、アマ損で簡易式の安いやつを買ってみた。これが…。

怪しいベアリングプーラー いかにも怪しいパッケージ。中の発泡スチロールは届いた時からボロボロ。

怪しいベアリングプーラー2 Original Quality
Genuine Motorcycle Spare Parts
硬度
HRC 56~61
材質の良さを生かす熱夂卜理
硬さとぃん性のパぅンスを高ぃレペルて’とる事に成功。
再現性の優れた特殊熟處理で パラツ牛、脱炭をおさえ、
各國規格以上の高い硬度仁設定されています。

21世紀にもなってこういうのを目にするとは思わなかった。手書きの原稿を元に一文字ずつ形状の似た文字を拾って並べた的な。活版印刷かよ。それに「オリジナルクオリティ」って何だよ。GenuineでもSpare Partsでもないし。

怪しいベアリングプーラーを加工 中身も案の定である。プラスチックか!と思えるほど、こんなに柔らかい鉄は初めて見た。ちょっと力が掛かるといとも簡単に変形する。フリーハブボディ(アルミ合金)より明らかに柔らかいんだもん…。今回外したいベアリングは内径12mmだが、内径12~13mmに対応するはずのアタッチメントだと、ベアリングをうまくホールドしてくれないので、そして構造上まっすぐ引っ張ってくれないので、ベアリングがフリーハブボディの中で斜めになって抜けなくなり、そうこうしているうちにアタッチメントのツメが完全に舐めてしまった。仕方がないので、本来15~16mmに使用するアダプタのツメを削り落とし、内径12mmにギリギリ通るようにする。これなら、ツメを広げるとベアリングをわりとしっかり保持してくれるので、まっすぐ抜くことができる。これでどうにか事なきを得た。

で、本題。まず、8と9のベアリングを両方ともハブに完全に打ち込むとシャフトが回らなくなってしまったので、反フリー側をほんの気持ち引き抜いたらスムーズに回るようになった。次にフリーハブボディ。なぜか1のナットを締めると回転が渋くなる(手でほんの軽く締めるだけならまあまあ普通に回る)…と思ったら、そもそもフリーハブボディ内の3と5のベアリングの回転が明らかに渋いせいだった。1のナットを締めなければ3と5のベアリングが死んでても内輪とシャフトが空転することで微妙に回るので、ぜんぜん気付かなかった(アホ)。3~5をまとめてほんのちょっと引き抜くことで、3と5の回転はスムーズになった。しかし、その状態で組み上げて1のナットを締めると今度はフリーの動きが異様に渋くなるので、図のように7のカラーと6のハブボディの間(正確には、7と5の間)に、厚さ0.2mmのベアリング対応シムを追加してみたら、全ての動きがスムーズになった。「きっとワッシャーか何かが足りないに違いない」と、厚さ0.15mmと0.2mmのワッシャーを「壁越し推量」(で言葉は合ってるのか?)で用意しておいたら、それが見事にヒットした。グッジョブ自分。というわけで、5のベアリングか7のカラーに、0.2mmのシムが張りつているのを見落とさないようにしてください、将来このホイールをメンテする人。

構造が悪いのか、精度が悪いのか、交換したベアリングの質が悪いのか、私の打ち込み方が悪いのか、本来必要なワッシャーが足りなかったのか、よく分からないけど、どうにか解決したからいいや。ホイール購入から、ぜんぶ解決するまで、実に1ヶ月くらい掛かってしまった。これでようやく気持ちよく眠れそうだ(走らないのかよ)。

結論。パイロットベアリングプーラーはある程度でいいから高くても良い物を買いましょう。


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