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フレームサイズのC-TとかC-Cとか

半端な知識しかない素人の私が言うのもなんだけど、オークションとかで自転車知識のない人が出品しているのを見ると、C-Tの意味を勘違いしてるんじゃないだろうか…と思わせるものが時々あるんだよね、と思ってたら、某中古スポーツ自転車専門店の説明ですらも明らかに勘違いしているものがあった。

曰く、「C-T長:420mm、T-T長:490mm(H-T長:500mm)」だそうだ。ヘッドチューブが500mmってどんな自転車だよ…。ってそれはいいとして、「C-T」を「シートチューブ」の略だと思ってるんじゃないかと疑わざるを得ない表記が多い。この例では「H-T」が「ホリゾンタル・トップチューブ」を意味しているらしいところが斬新だが。なんて思ってたら、「C-T長:470mm(C-T)」なんていうのも発見。これはもうなんというか明らかだ。

なんでこんな勘違いが発生するのか。きっと、世間的に「シートチューブ長(C-T)」という表記が多いから、そして単にC-Tとだけ表記する場合もある(後述)から、ああ、シートチューブを略してC-Tと書くんだな、と考えなしに思い込んでしまったのだろう。確かに、「トップチューブ」を略して「TT」と書くことはあるので、「TT長」なら分かるが、だったら「シートチューブ長」は「ST長」になるはずだろうが。日本人の超絶英語苦手感が根底にあるのは否めない。

ここから先は自転車知識のある人なら常識すぎて読む価値なし…逆に間違ってたらこっそり教えてください。

正しくは、「C-T」というのは「Center to Top」(中心からてっぺんまで)の意味で、シートチューブの場合は、BBシェルの中心からシートチューブの上端(パイプの切り口)までを指す。対して、「C-C」は「Center to Center」(中心から中心まで)で、トップチューブの場合、トップチューブの中心線(の延長線)とヘッドチューブの中心線が交わる点から、同じくトップチューブの中心線(の延長線)とシートチューブの中心線が交わる点までの長さを指す。ただスローピングレームにおいてはこのように測る実際のトップチューブ長(Actual Top Tube Length)はサイズ選びのためのデータとしてはあまり意味がないので、ヘッドチューブ側の点から、地面と平行にシートチューブ(シートポスト)中心までの長さを測った「水平(ホリゾンタル)換算トップチューブ長」(Horizontal Top Tube Length)の方が重要。「有効トップチューブ長」(Effective Top Tube Length)とも言う。「T-T」は涙目。

シートチューブ長をC-Cで表記している場合は、BBシェル中心から、シートチューブ中心線とトップチューブ中心線(の延長線)が交わる点までを指す。一部のクロモリフレームを除くと、シートチューブの長さはトップチューブと交わる点よりもわりと上の方まで伸びてるので、C-CとC-Tとでは結構数字に差がある。そしてシートポストを下げてもC-Tの長さよりも低くはできないので、シートチューブ長におけるC-Cは実用上はあまり意味がない。けどメーカーの「フレームサイズ」表記はなぜかシートチューブ長のC-Cで表記されることが多々あるので厄介。

そもそも自転車のフレームを構成するパイプはたいてい他のパイプやら何やらと繋がっているので「末端」というのはあんまりないし、「End」ではなく「Top」と言うからには「上側の端」なので、C-Tと言ったらシートチューブ長のことでしかありえない(ヘッドチューブは?っていうツッコミはナシで)。なので、分かっている人は、「C-T:500mm、C-C:530mm」としか書かなかったりする。これだけで、「シートチューブ長がC-Tで500mm、トップチューブ長がC-Cで530mm」ということが読み取れる。これも「C-Tはシートチューブ長の略」と勘違いさせる大きな要因かもしれない。じゃあそういう人はC-Cがトップチューブの略だとでも思ってるのだろうか…。

こんなの何の数値かが分かりさえすれば問題ないので表記なんてわりとどうでもいいことではあるけれど、例えば中古で自転車を購入しようと思ったとき。個人売買であれ専門店であれ、とりあえずこのへんの書き方が曖昧なのは知識がない証拠と言えるので、製品自体の整備や検品の状態にも疑問符が付く可能性がある。その個人なり専門店(の担当者)が信頼できるかどうかの判断くらいには使えるでしょう。

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