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春になったのでベスパの整備を/スタンドブーツ交換3

ちょっと前に乗ったらグリップシフトが途中から鬼のように固くなってしまった。原因は分かっている。バーエンドのウィンカーが固定されている内側パイプと、シフト操作で回転する外側パイプの摺動が悪くなって、内側パイプ(本来はヘッドライト裏側にあるストッパーで固定されているので回転しない)が一緒にろうとするためだ。それでローに入れる度に渾身の力で回してどうにか走っていたら、こんどはヘッドライトのロービームが切れた。ハロゲンバルブに交換してから、切れることなく随分と長持ちしたのだが、ついに、といった感じか。で、ベスパの常識、ヘッドライトが切れたということは、当然テールライトも切れたということだ。ヘッドライトは応急的にはハイビームで走ればいいのだが、テールはどうにもならない。ちょうど予備バルブも持っていなかったので、まさにヒヤヒヤの帰り道であった。ちなみにメーター球は更に前から切れっぱなしだったので関係ない。

で、春になったのでとにかくそろそろ整備をしないとなーと、溜まっていた課題をまとめてクリアすることに。まずグリップシフトの隙間という隙間からシリコンスプレーを吹きまくる。中に通っている配線や樹脂・ゴム部品を傷めないのでこれを使っているが、間に合わせの処置ながら劇的に改善する。次にバルブの交換。ヘッドライトは予備で持っていたハロゲンじゃないノーマルのバルブ(なんて呼ぶの?)に。外したハロゲン球を見てもフィラメントが切れているようには見えないのだが…試してもやっぱり点かない。交換したら点くようになったので配線の問題ではないし、切れているのだろう。テールはワット数も管の長さも標準と同じだけどガラスが異様に細い旧車用のダルマ球に(何が違うのか分からん)。メーター球は切れ対策用の3Wを入れてたけど標準の0.6Wにしてみた。

それから、ミラーがもげた直後に買い直して、でも交換が面倒で放置していたBummのシェル型フェンダーミラーを取り付けて、純正ミラーを外す。鏡の部分は以前作った球状のやつをそのまま移植。あれ、以前の記事だとこのミラーが生産終了になってる?今でも手に入るのだが?

スタンドブーツ交換最後に、底が抜けて完全に用をなさなくなっていたスタンドブーツを外し、これまた買って放置していた新しいスタンドブーツをはめる。パーツクリーナーを吹いてねじ込むとはめやすい…と思ったけど何もしなくてもはめることができた。懲りずにアジア産のホワイトブーツなので耐久性は期待できないが、壊れたらまた買えばいい。安いし。ちなみに前回の交換は(実は途中で交換してるのに忘れてるということがなければ)6年以上も前のことらしい。長持ちだなアジア製ホワイトブーツ。

さて、リフレッシュが完了したところで試走がてら買い物に。グリップシフトが軽くなって快適~。がしかし、汗ばむ陽気だった日中から一転、予想以上に寒くなり、薄着では耐えられなくなったのと、どこもかしこも渋滞で全然まともに走れなかったので、早々に戻ってきた。というか、交換したはずのメーター球が点いてねえ。配線に電気が来ていることは確認したのだけど、アース不良だろうか。こんなの初めてだ。→→後から調べたら薄~く点灯している。街灯の全くない田舎の真っ暗闇を走らない限りほぼ分からないくらいのかすかな光で。なんぞこれ…。

さて、こうしてちょっとした手入れで快適に走れるようになるのだが、ぼちぼちガレトミでオーバーホール的なことをするべきかなとも思っている。数年前から。クラッチがわずかにでも体感できる滑りを見せたら決行しようと決めているのだが、強化クラッチを入れてからワイヤーの張り調整以外ノーメンテで21,000km。まだ問題なく走れてます。大きなトラブルが起きないから踏ん切りがつかない。いっそクラッチが完全に滑るかワイヤーが切れるかするまで粘るか。

しかし、たまーにしか乗らないし整備もぐだぐだなのに、必要なときはちゃんと走ってくれて深刻なトラブルを全く起こさないコイツ、とても優秀な子。製造から25年経つとは思えん。

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【紺】ハンドル交換 NITTO M153 STI

NITTO M106NAS ST-4500 気に入りすぎて複数本持っているNITTOのM106NAS。ST-4500との相性も抜群で非の打ち所がないのだが、なんだか分からない理由で交換することに。

NITTO M153 ST-4500 新ハンドルは、NITTOのM153STI。リーチが短くてコンパクトで今まで使ってないやつということで適当に選んでみたのだが…。ST-4500との相性は悪くないものの、ブラケット手前の部分がわりと顕著に前下りになる。M106も少し前下りなのだが、こいつはその比ではない。シャローハンドルとアナトミックシャローハンドルの中間くらいの印象。あと、妙に角ばった特徴的な下ハンデザインのおかげで、下ハンからレバーまでは近いのだが、個人的にそれは別に求めていなくて、代わりに下ハン自体が遠いというか深い。万年ビギナーにはつらい。しかもちょうど手を置きたい部分が急角度で曲がってるので、手のひらに全くなじまない。下ハンは引くものだから指の掛かりが滑らかなら手のひらはどうでもいい?確かにそうだがそれは理想論だ。

というわけでどうも私には合わないという結論になったのと、あと、どの角度からどう頑張って見てもライン的に美しく思えない、カッコいいと思えない、というかカッコ悪い、という理由で、すぐにボツが決定。

NITTO M184STI ST-5700 オマケ。NITTOのM184STI-80と、ST-5700の組み合わせ。この位置だと下ハンのレバーがちょっと遠いかな。あとブラケット上が完全なフラットではない。

NITTO M106NAS ST-5700 M106NASとST-5700。ブラケット上はほぼフラット、下ハンとレバーの距離も妥当、そしてすべてのラインが滑らかで手になじむ。使い始めた当初はいまいち意義が見出だせなかった上ハンのつぶし加工も、同形状でつぶし加工のないハンドル(M101?)と比較してみて納得。ブラケットとの繋がりが格段にスムーズになっている。似た形状のハンドルは世に多くあるが(というかM106自体がアナトミックシャロー人気に乗っかった商品な気が)、細かな部分でやはりNITTOが秀でている。ということにしておこう。

そいういうわけで、M153にしたという記事のはずが、M106絶賛で終わる。



COLNAGOがきた

まさか自分が有名ブランドのフレームに手を出すとは。しかも、今も昔もイタリア御三家のひとつとして君臨し続けるコルナゴである。上級グレードではないけど&中古だけど。別に高級フレームが欲しかったわけでも、有名ブランドが欲しかったわけでもない。これを選んだ理由は、色が黄色だったから。以上。あとちょっと色々間違えてうっかり買っちゃった、という感じ。

前オーナーはどうやら自転車乗りとしてはスゴい人っぽいので、私なんかが受け継いじゃったらフレームがかわいそうな気もしてたのだけど、いざ手にしてみると、サイズは説明と違うわ、ヘッドパーツは半分死んでるわ、フォークの精度が出てなくてまっすぐ走らないわ(別記事に)、ほんと散々な目に遭いましたさ。というかそもそもサイズ的に本人が乗っていたものじゃない疑惑。悪い人じゃないはずだし騙されたとは思いたくないので、きっと何かとても浅い事情があるのでしょう。前オーナーもしくはその関係者の方、もし偶然この記事を目にしたら連絡ください。いまいちコミュニケーションがとれなくて聞けなかったことをあれこれ聞きたい。

というかそもそもこれ本物なの?グラフィックの詰めの甘さとかイタリアっぽいし、エンドもコルナゴエンドだし、ラグにも一箇所だけだけどクローバー入ってるし、ないとは思うけど、如何せんこの時代は特に情報が少なすぎて何も分からない。そもそもモデル名すら曖昧である。フレームに「Decor」とあるが、海外サイトから拾った情報によると、カラースキームとして存在した「Art Decor」とは別で、モデル名自体が「Decor」だとか。Wiki情報だと「C-97」というのがモデル名っぽい。

チューブは、(ラベルを信用するのであれば)コロンバスの「Thron Super」。「高級パイプに匹敵するパフォーマンスを低価格で実現しました」的な性格のパイプだと思われる。面白いのは、ダウンチューブ「だけ」がオーバーサイズ(31.8mm)になっている点。トップチューブはノーマル(25.4mm)なのだ。コラムもノーマル。ふつうスチールでオーバーサイズならトップチューブ/ダウンチューブが28.6/31.8だし、ノーマルなら25.4/28.6のはず。なんだこの過渡期全開のフレーム。これ以外では見たことも聞いたこともない。というかオーバーサイズのスチールフレーム自体パナソニックくらいしか知らないけど。ざっと調べた限りでは「Thron Super」のパイプにはノーマルサイズとオーバーサイズの両方が存在したらしい。それのミックスなのだろうか。ちなみにシートポストは27.2mm。

グラフィックも単色で比較的シンプル。凝ったラグも使われていない。けど一応フルメッキのようだ。BBハンガーを見る限り。コルナゴのエアブラシによるペイントワークは素晴らしいとは思うものの、多色使いの派手派手しいのは正直好きじゃないし、かと言って単色あるいはそれに胴抜きだけというのもシンプルすぎてつまらないので、自分的には極めて理想に近い。

Colnago Decor コンポは基本的にミケから総移植。台数を増やすような余裕は金銭的にも空間的にもどこにもない…というか、そもそも新しいフレームを物色し始めたきっかけが、ミケのフレームサイズが微妙に合わない気がしてきて、あと5ミリでいいからトップが短く、あるいは、あと1°いや0.5°でいいからシート角が寝ている、欲を言えばその両方を満たすフレームないかなー、という思いからだったので。最初からミケの後釜になるべくしてやってきたのである。実際届いてみたらこいつはこいつでシート角が予想より立ってたので、サイズ的にはやはりちょっとビミョーだったというオチがつくのだけど。

あと、ミケはフレームカラーが黄色と黒のツートンだった。黒という色を極力排除したかった私には、この黄色一色のフレームが実に魅力的に映ったのである。その時は。実際手にしてみたらグラフィック部分の色が紺色だけど遠目には黒に見えるし、ロゴは元々黒だし、更に黄色の色合いが想像してたのと違ってスイスポみたいな色だったので、見た目的にもやはりちょっとビミョーだったというオチもつくのだけど。これならわざわざ買い換えることもなかったかもと思ったり。

ミケからの主な変更点は、FDがバンド式から直付けになったので105(5500)にしたのと、「フル105化」を実現するために、RDとクランクも105(5500)に変更したことくらい。といってもシフターは5700だしブレーキは5800だしあいかわらずのミックスなのには変わりない。本当はもうちょっと長いステムが使いたかったのに、シート角の関係で同じステムのままとなってしまったのが悔やまれる。あとFD台座の位置。アウター52Tだと、調整範囲の下端わりとギリギリなのだが…。「漢なら53Tを使え!52Tは甘え。50Tなんて言語道断」みたいなメッセージなのか。

まあでもポジションは出せたし、走りだしてしまえば細かいことはどうでもよくなってしまうのだった。

そして…。

このフレーム、硬い。とにかく硬い。アルミかと思った。貧脚が何をほざいてやがる(失笑)という感じだが、これまでに乗ったフレームと比べて、ペダルをガシガシ踏んでもまるでフレームの「しなり」を感じない。踏んだ力を全部推進力に変える。脚力がある人にとっては実に頼もしいフレーム…なのだろうか(脚力がないので分からない)。けど、硬いけど、それでもスチールなので、アルミみたいに細かな振動をダイレクトに伝えてくるのとも違うし、極端な悪路でなければまあまあ快適に走れる。踏めば進むのに快適。これってもしかして理想のフレームというやつなのではないだろうか。…乗る人が乗れば。私ではなく。

で、結局気に入ったのか、気に入らないのか、どっちなんだよ。

そしてこいつを、フレームに書かれた「DECOR」と「クロモリ」を合わせて「凸守」と命名したら、絶不評だった。けど今さら変えない。スチールフレーム全般をクロモリと呼ぶのは誤用だって?まあいいじゃないか、筆を入れないのに筆箱、下駄を入れないのに下駄箱と言うのと同じようなものだ(違。


エンド・オブ・ザ・オルタネーター ~死のハイウェイ~

高速を走行中、ピーピーという聞き慣れた警告音とともに、「BATTERY CHARGE LOW」という警告が一瞬目に入った。ん?と思う間もなく消える。しかし少ししたらまた警告。すぐに消える。それを繰り返し始めた。これってバッテリーがヤバいんじゃね?というかオルタネーター?(よく分かっていない)ということで、大音量で掛けていた音楽を消し、車の様子に気を配りつつ、とりあえずPAに入る。エンジン切ったら次が掛からないかもと思い、掛けたままでボンネットを開ける。そして、どうせ見ても分からないという以前に、そもそもオルタネーターがどこにあるか分からないという致命的な問題に気付く。しかし、タイミングベルトのもうちょっと下の方(あるとしたら多分このへんだろうと思った部分)から、キュルキュルというベルトが鳴く音が聞こえる。以前はこんな音聞こえなかった。けどベルトが鳴ってるってことは切れてはいないってことだ。ベルトが滑ってる?けど見えないのでそれ以上のことは分からん。

ということでユーロ~に電話してみる。症状を話すと、それたぶんオルタネーターだから高速すぐ下りてガソリンスタンドとかでとりあえずバッテリーの電圧見てもらった方がいいよ(電圧見れば発電してるかどうかすぐ分かる)、ということだった。エンジン切ったら次は掛からない可能性がある。そのまま走ってたらバッテリーの充電が足りなくなった時点でエンジンも止まってしまうんだと(そんなこともよく分かってなかった)。そりゃ大変だ。このまま進むと全長8.5kmのトンネルが待っている。もしそんなところで立ち往生してしまったら新聞の一面を飾る大事故につながりかねない。とにかくエンジンが動いてるうちに下りよう!と、すぐに走りだした。

…と言いたいところだが、走り出す前に既に次の症状が。「BATTERY CHARGE LOW」警告は出ていないが、突如としてピーピー音とともに、EBD、ABS、VDCのエラーが次々と出た。電圧が足りなくてコンピュータが正常に作動できないようだ。と思ったらその少し後、今度は突如としてメーターの照明が全部消えた。中央のインフォメーションディスプレイ含め。ただエアバッグ警告灯だけが赤く点灯している。もうメーター照明を点灯する元気すらないです、ただエアバッグも作動しないんで、それだけは警告しときますね、気をつけて…あとはよろしく…というダイイングメッセージか。しかし数秒するとメーター照明が突然復活した。オルタネーターが生死の淵をさまよっているのか、バッテリーの電圧がボーダーを往き来しているのか。とにかくもうこれは一刻の猶予もない!すぐに出発だ。夕暮れが近くポジションをONにしているが、もはやちゃんと点いているのか不明。ヘッドライトを点ける勇気はない。

PAを出て本線に合流するところで、グッと加速しようとすると、ほんの一瞬エンジンが咳き込んだように感じた。しかしその一度だけで、ふつうに加速していく。80km/hまで加速して、ハラハラしながら巡航する。出口まで3km弱の標識。すぐじゃん、それなら心配なかろう。…と思った矢先に、EBD、ABS、VDCのエラーが再び発現。ほどなくして、メーターの照明が全消灯。エアバッグが作動しないであろうこと以外、何も分からない。そろそろヘッドライト点灯したいくらいに暗くなってきたのに、ポジションが点いているかも分からない。やっと出口が見えてきた。今度はピーピーというエラー音が断続的に鳴り始めた。いよいよ本当に限界という知らせか。そんな状況で出口の分岐を左に下りる。ウィンカーは光っただろうか。

ランプの左コーナーをぐるーっと回っていると、ETC車載器が一瞬寝落ちしてハッと目覚めたようで、「ポーン、ETCカードが挿入されました」という声が。おいおい、出口のゲートくぐるまではETC落ちないでくれよ…。と、祈る気持ちで料金所のETC専用レーンに飛び込むと、「ピンポン、料金は、***円です」とアナウンスが流れ、無事料金所を通過。その直後、「ピーッ、カードが残っています」と言い残し、ETCが落ちた。まさに間一髪。見ればレーダー探知機の画面がややチラついている。ナビは動いてるっぽい。ていうか電装品片っ端から電源切ればよかったのだが気が回らなかった。

さてガソリンスタンドを探…と思ったら、なんと思いっきり目の前にあるではないか。これは運が良い。しかし信号は赤。頼むから止まらないで~と祈るような気持ちで青になるのを待つ。赤信号が随分長く感じた。というか高速から出てくる車のためだけの信号なので実際長かった。そしてついに青。前の車が動き出し、自分も動こうとすると…ブボボッ。エンジンが吹けない。やべっやべっと思ったが数回ブリッピングしたらどうにか動けた。そのまま直進してガソリンスタンドに突っ込む。

セルフとフルと両方あるところで、店員さんがいたのでそこまで行き、「かくかくしかじかでとりあえずバッテリーのチェックしてもらいたいんですが」というと、「うち機械がないで外車は見れないんだわ。すぐそこにヨタのディーラーがあるで、そこでなら見れると思うで行ってみて」というまさかのやりとり。バッテリーのテスターって国産と同じじゃないのか…?じゃあ行ってみます、と車を動かそうとしたら…ブボボ、ブボボ、ブボ…ストン。ついにエンジンが停止。ガソリンスタンドの敷地内。路上じゃなくて良かった…。147(のバッテリー)も、「ここなら大丈夫だ…もう疲れた…」と、場所を選んでくれたのだろう。

店員さんに事情を話すと、邪魔にならない場所まで数人で押してくれて、そこで任意保険に付帯するロードサービスを依頼することになった。ほどなくしてローダーが到着。ローダーの人がスタンドの人に「こないだはありがとう」。よく来るのだろうか。で、携帯用のバッテリーパックをつないでエンジンを始動、そのまま自走でローダーに載せる。そうか、新しいバッテリーさえつなげば発電してなくてもそのバッテリーが切れるまでは走れるんだよな。そして、保険会社が指定した提携修理工場へ向かう。ここからじゃユーロ~まで持っていくのは色々と無理があるから仕方ない。はたして提携の工場というのはどこだろう…と思っていたら、なんと2kmくらいしか離れていなかった。それだったらテキトーなバッテリー繋げれば自走でも行けたのでは…みたいな。

しかし、保険会社が車種名を伝えて修理可能であることを確認した上での入庫とはいうものの、欧州車を知らない工場に預けるのはとても不安だ。一体どんな工場だろう…そんな不安は、工場が見えた瞬間に消し飛んだ。手前の駐車場にはアルファGTが停まっていて、工場の建物の前にはサソリのマーク(!)の看板が掲げられている。他にもプジョーやらの欧州車が数多く入庫しているようだ。店内に案内されると、カフェのようなオシャレな事務所(?)には、欧州車関連のたくさんの本やポスター、ミニカーが所狭しと置かれているのが目に飛び込んできた。…なんかもう、この上ない安心感。でも後でメカニックの人に「欧州車に強いんですか?」と聞いたら、「いや、別にそういうわけでもないんですけど」。「自動車業界も厳しいんで、これからは欧州車も積極的に受け入れよう、という方針でやり始めたら、いつのまにか“欧州車ならココ”みたいな噂が広まって、他の工場からも依頼を受けるようになって…」今では輸入車ディーラーからの依頼もあるとか。やはり頼もしいではないか。

というわけで安心して預けられたのはいいのだが、代車が出払っていて借りられない、地方だから公共交通機関は非常に便が悪い、車内には大量の荷物がある、ということでそこから帰るのがとても大変だったのだがそれは割愛。

運が悪いことに出先でトラブル…のはずが、振り返ったらなんかラッキーの連続だったように思えてきた。


安いホイールインプレ キャノンデールの完成車付属

キャノンデール完成車付属ホイール

暫定的にキシリウムエキップを履いていたカンノンダレ?に、完成車外しのどうでもいい安ホイールを付けてみた。パーツやらホイールやらをグレードアップして、どう良くなったかをインプレしている人はたくさんいるけど、グレードダウンしてどう悪くなったかをインプレする人はあまり見かけないので、くだらないと思いつつも素人の主観インプレを書いてみる。

導入したのはXEROのC3というホイール。キャノンデールの何かの完成車に付いていたものらしい。左右のスポークがハブ側・リム側ともに横並びというデザインで、スポーク本数が少なくスッキリ見えるかな?と思って選んでみた。飛び抜けてカッコイイということはないけどまあまあじゃないでしょうか。フレ取りがやりやすい。と見せかけて左右のニップルが並んでるのでニップル回しが入れにくい。あとリムの形状が極めて四角っぽいのはどうなんだ。空気抵抗が大きそうというのはともかく絶対カッコ悪いのだけど何か意図があるのか。単にニップルを横に2個並べたかっただけなのか。

中古なのでハブの回転が微妙だけど気にしない。回すと前輪からカラカラと音がする。何かと思って振ってみたらバルブ穴からアルミの切削カスのようなものが出てきた。最初はリムにくっついてたのがしばらく走るうちに取れてカラカラ言い出したのだろう。さすが安物…。

重量は前後で2,100グラム以上。これまで重さを量ったホイールの中で最オモ。こんだけ重くなればさぞ違いが出るだろう、とも思いつつ、キシリウムと比べてペットボトル1本分も違わないわけだし別に変わらないんじゃ、とも思いつつ、試走に出かけようとすると…。車体を持った時点で、ああなんか重たいな、と感じる。プラシーボ効果恐るべし。

さて走り出す。予想通り、大して変わらない。加速が多少重いかな?という感じがしないでもないが(重さのせいなのかハブの回転のせいなのかは分からん)、巡航速度に達してしまえば何の違いも感じない。それよりも、はっきりと違いを認識したのは、「硬さ」。どう考えてもキシリウムより乗り心地が悪い。もうガッタガタ。ミケ(クロモリフレーム&クロモリフォーク)とカンノンダレ(アルミフレーム&カーボンフォーク)の差を1としたら、キシリウムとゼロC3の差は(方向性が違うけど)15くらいある。特に路面が荒れたときのガタガタの伝わり方はひどい。スポークテンションがそんなに違うとは思えないし、本数はむしろ増えてるしフロントもクロス組みだし(キシリウムはフロントとリアのフリー側がラジアル)、なぜこんなに違うのか。

あと、謎なのは、なぜか直進安定性が落ちた感じがした。それもわりと極端に。車体はおろかタイヤもチューブもそのまま移植で空気圧も何も変更していないので、純粋にホイールだけの差のはずなのだが、なぜホイールによって直進性が変わるのか、さっぱり意味が分からない。風の強い日だったが、リムハイトはほとんど同じかむしろ若干低いし、きしめんスポークのキシリウムより横風の影響を受けるなんて考えにくい。いかに自分の知識が、理論が、感覚があてにならないかがよく分かる。

とりあえず、謎の現象は置いといて、一般的に言われているとおり、ホイールの重さというのは、走りにあまり影響しないんだな(平地の場合)。持って軽いホイールが走って軽いとは限らない。だが、ハブの回転はちょっと影響があるように感じる。特に私のような非力なエンジンだと、わずかな回転抵抗でも影響を受けるのだろうか。それとも完全に気のせいなのだろうか。プーリーとかBBは心底どうでもいいけどホイールのハブは少しくらい気にしたい(願望)。


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【ミ】ミロス


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