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NITTO M106NAS 角度を微調整

気に入りすぎてミケと紺くんの両方に導入してしまったNITTOのM106NASだが、下ハンのブレーキレバーがもうちょっとだけ近くなったら完璧だけどなーと、試行錯誤…というほどのことはしていなくて、試しにほんの少しだけハンドルを「しゃくって」(下ハンを手前に近づけて)みたところ…。

ブラケット位置とか全くいじってないのに、同じハンドルとは思えないほど、ブレーキレバーが近くなった。アナトミックシャローは下ハンのポジションが自由自在だから、ハンドルをしゃくればしゃくっただけ、違和感なしに持つ位置がドロップの奥に移動するわけなので、レバーが近くなるのは当たり前すぎるのだが。その理屈になかなか気づかなかった(アホすぎる)。

これで、ギリギリ感を抱くことなく、余裕を持って2本指でブレーキが掛けられるようになった。更に、レバーが下に移動したので、下ハン時のシフトアップが非常にやりやすくなった。ほんのわずかな調整でこんなに変わるとは…。3Tのモルフェウスやモドロのヴィーナスなど、レバーが鬼近いハンドルは、個人的にはレバーが近すぎてシフトアップがやりにくいと感じることが多々あったのだが、M106はその点の距離感も至って良好。

NITTO M106NAS しかし、ハンドルをしゃくるということは、ブラケットポジションが全体的に前に傾くということで。正確には、ハンドルの肩から先がわずかに前下がりになって、ブラケットカバー上は水平~わずかに前上がり。つまり緩い谷あり。ドロップハンドルを使い始めた頃は、「いかにブラケットポジションを水平にするか」に命を懸けていた。けど、私が使っているような古いSTI(ST-4400とST-5500と、一番新しくてST-6600)だと、そもそもの設計上完全に水平にするのは難しい。ハンドルの肩から先を水平にすると、ブラケットカバーがそれなりに前上がりになる。最初は、その「ブラケットカバーがちょっと前上がり」が心地よいと思っていて、同時にハンドルの肩から先が前下がりなのには激しく違和感を覚えたものだけど、慣れてしまうと違和感どころか、むしろ緩い谷が快適にも思えてきた。

というか、NITTOはM106だけじゃなくアナトミックハンドルの多く(一部?)が、上ハンからブラケットに向かってほんの少し前下りになるのを基準に設計されているっぽい(カタログの図面を見る限り)。古いレバーを取り付けると、上ハンから一旦少し下がって、ブラケットカバーからまた少し上がる。ここにちょうど手がはまる。たぶんこれが設計者が意図した状態なのではと思う。ちなみに、新しいレバーを取り付けると上ハンからほぼ一直線に前下がりになるので、ハンドル全体を回転させることでブラケットポジション全体がフラットになる…と勝手に想像。アナトミックハンドルというものが登場した当初は、たぶん上ハンから少し下がった位置にブラケットが来るデザインが一般的だったのが、時代とともに水平に移行していった、と思っているけど、歴史には詳しくないのでどうでしょう。

さて、一度それ(緩い谷あり)に慣れてしまうと、それだったら昔ながらのシャローハンドルでもいいんじゃないか?とだんだん思えてきた。実際はシャローでブラケットの高さをアナトミック系と同じにしようとすると、必然的に上ハンが高くなってステムを上げる必要が出てくるから、見た目その他の問題で紺くんとミケに導入する可能性はないが。現在バラバラ状態のナディを組み直すときに試してみようと思う。

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【紺】ミニベロ7 フロントダブル化 〈実践編 3(完)〉

ミニベロ7 フロントダブル化 〈実践編 2〉で一応完成したものの、FDの角度がチェーンリングと合ってないのが気になったので、もう少しいじってみる。

シムを加工してFDをオフセットさせる ようするに、FD全体がもう少し後ろに下がればいいので、バンドのシムをちょちょいと削り、2枚重ねて、バンドの片側に挟むことで、FD全体をオフセット。…ほんの1.6mmのことなのだけど、これだけで結構違うものである。

実際はそれだけだと微妙に、あと1ミリくらい足りなかったので、FD全体を巨大なプライヤーで挟んでうりゃっと力を掛けて、せっかくついてるアングルをほんの気持ちだけ戻す。実はちょっと力を掛けるだけで多少の角度調整くらいはできちゃうのです。アルミだし。

↑の画像にちょっと写ってるけど、チェーンウォッチャー(チェーンキャッチャー?)も付けてみた。個人的には、調整が明らかに変だったときを除いて、普通に走ってて段差やシフト操作でチェーンが内側に外れたことなんてない。たぶんない。フロントシングルだったときローギアにすると(=アウターロー状態)チェーンラインが斜めになりすぎるのが見た目に怖くて保険に付けてただけなので、FDが付いた今となっては必要ないだろと一度は外したものの、せっかくあるんだから付けとくか的な感じで再装着。チェーンウォッチャーで検索すると千数百円とか、中には何千円もするものもあるようだけど、樹脂製のコレは300円。価格ほどの差があるとは到底思えないのだが…。

FDのクリアランス適正になった そして、こうなりました。ごく自然な位置になったかなと。チェーンガイドプレートの上側と下側のクリアランスは、下側の方が少し広い状態にした。というか、なっちゃった(うりゃっと力を掛けすぎた)。これで、チェーンリングをもう少し大きくしても大丈夫だ。56/44Tとか付けてみたい。

FDの外側ガイドプレート上側とバッシュガードのクリアランスは、1mmを切るくらいまで寄せた。バッシュガードの直径はチェーンリングの刃先より2.5mmくらい大きいから、チェーンリングとガイドプレートのクリアランスは都合3mm強くらい。のはず。シマノの推奨が1~3mmだから、まあOKかなと思われる。実際にはそんなにシビアに合わせる必要もないのだが。それにしても、FDの位置をバッシュガードギリギリまで詰めようとして、CNCだけに精密かと思っていたDRIVELINEのバッシュガードでも実は真円じゃないんだなーということを目の当たりにした。といっても0.5mmもないくらいの偏りだからまあ精密といえば精密か。

シマノ ケーブルガイド SM-SP17-M ついでにもう一点。シマノのケーブルガイドは、固定ネジを通す穴が2箇所ある。画像でいうところの左側の穴で固定するとFDのインナーワイヤーがフレーム(左のチェーンステイ)をこすっちゃうので、当初は何の迷いもなく右側の穴で固定したのだが…。

BB下ケーブルガイド位置変更 それだとワイヤーの通り道が偏っててなんか変だよなぁと後から気付いて、二つの穴の中間で固定してみることに。ケーブルガイドの穴を少し削って、左の穴より微妙に中央寄りにネジが来るようにしてみた(ケーブルガイドを斜めに装着したり、熱を掛けて少し曲げるなどの手もあるが)。これで、FD側のワイヤーはチェーンステイに大きく近づいたが、ギリギリスレスレのところでフレームには触れておらず、同時に前後ディレイラーのワイヤーがダウンチューブに対して左右対称な感じの位置を通るようになった。FD側のワイヤーがダウンチューブに近すぎる状態も解消された。

Campagnolo PL6-RE ちなみにカンパニョーロのワイヤーガイドはネジ穴が横長になっていて、元から無断階に位置調整できる模様。こっちの方がよかったか。シマノのに比べてFDワイヤーのガイドがにょろ~っと長いのが特長。カンパだけに(うわっ寒波)。

以上で本当に完了。フロントダブル化しても頻繁に使うものじゃないし、そもそもミニベロでフロント39Tなんていつどこで使うんだよ?という感じなので、完成しても自己満足に浸るどころか「ふーん、それで?」としか思えない残念感。やはり56/44Tか。

フロントダブル化に掛かった費用:3,790円+ワイヤー代。インナーチェーンリングとシフターは前から付けてたのでノーカウント。



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【紺】ミニベロ7 フロントダブル化 〈実践編 2〉

揃ったパーツを組み付けていく。例のごとく、作業中の写真なんて撮ってません。作業終了してから記念撮影。

BB下のケーブルガイド交換した BBハンガー裏側のケーブルガイドは、元々M5のネジで付いてるだけなので(シマノのケーブルガイドはM5ネジ用とタッピングビス用と2種類ある。どう違うかは知らない)、外して付け替えるだけ。…と思ったら、元々ついてたネジがあまりに短すぎて、少し厚みのある新しいケーブルガイドだと全然届かない。なので手持ちの別のネジを使ったが、今度は長すぎて内部のBBに当たってしまう。仕方なく長さを2mmほど削り、ついでに気休めでスプリングワッシャーを入れてみた。M5のステンレスボタンキャップが工具箱からパッと出てくるようなネジマニアでよかったと思う数少ない瞬間である…。

シマノ純正アウター受けついた ダウンチューブのアウター受けは、シマノ純正の年代物(28.6mm用)を無理やり広げて付けた。でかいペンチで挟んだりして形を変え、付属のM5ネジからM4の長いネジに換えて、フレームを傷だらけにしつつもどうにかピッタリ装着することができた。クロムメッキが昔っぽい。すぐ錆びるんだろうな…。

ダウンチューブとワイヤーのクリアランスが このアウター受けは元々アウターのエンドがダウンチューブの左右だいたい真横に来る設計(ダブルレバーの時代の名残?)だが、無理やり広げたためにワイヤー位置が真横よりちょっと上に来てしまった。アウター受けを上下逆さまに付けることも考えたけど、せっかくの「SHIMANO」ロゴが上に来たほうがいいかと思いそのまま。けどその後ワイヤーはBB下に向かっていくので(古いフレームだとワイヤーがBBの上を通ったりもするけど、今は見かけませんね)、ワイヤーがフレームにかなり接近してしまった。だから何ということはないのだけど、最近のフレームだとワイヤーがダウンチューブの下側に極力隠れるような位置を通るのが普通だよねぇ。

マイクロシフトのFDついた そしてマイクロシフトのFD-R42H。付属の28.6mm用アダプタは専用品だけあってフィット感は良いものの黒い樹脂というのがいただけないので、手持ちのアルミのシムを噛ませて装着。ワイヤーの留め方がおかしい点については→「フラットバー用フロントディレイラーをドロップハンドル(STI)で使う

いろんな所のクリアランスがギリギリ感 うーーーーん、それにしてもクリアランスがギリギリだ。元々クランクアームとバッシュガードはスレスレでバッシュガードとチェーンもスレスレだが、FDの外側チェーンガイドプレートとバッシュガードも当然ギリギリに調整するとして、ガイドプレートとクランクアームもなんか近い。あとアウタートップにするとチェーンとクランクアーム先端もギリギリ。ついでに言うとチェーンステイとクランクアーム先端もわりとギリ。なんかもう、いいのかこんなんで。

バッシュガードとフロントディレイラーのクリアランスが変 バッシュガードが付いているためFDの位置はバッシュガードを基準に合わせるのだが…。あれ、なんか見るからにおかしい。ふつう、チェーンガイドプレートの上側と下側のクリアランス(黄色い矢印のところ)って、同じか、上側の方が狭いよね。で、チェーンリングとのクリアランス調整は上側を基準に「1~3mm」に合わせるよね。これ、どう見ても下側の方が狭い。これ以上FDを下げると下側が当たっちゃう。見たところFDの後方オフセット量と角度のバランスが良くないようだ。ミニベロ専用設計のはずなのに…。もう少し小さいチェーンリングならちょうど良くなりそうだけど、箱書きおよびウェブ上のスペックには「アウター歯数:50T~56T」って書いてあるし、53Tのバッシュガードは直径的に54Tチェーンリング相当だから問題ないはずなんだけど…。

さて、テスト走行だ!ということで駐車場内をくるくる回りながらアウターからインナーへ変速…したら1回目でいきなりチェーンが外れた。よくよく見たら、FDのインナー側のストップ位置が全然合ってなかった(内側に行き過ぎてた)。そりゃ落ちるわな。再調整したら直った。

その後、買い物がてら少し試走したけど、バッチリ。パーペキ。全く問題なし。リアが何段になってても、インナー→アウター、アウター→インナーともにスムーズに変速する。もたつきもチェーン落ちもなし。まあ、当たり前なのだけど。インナートップでチェーンがアウターの内側にこすっちゃうのはさすがにどうしようもないが、そもそもそんな組み合わせ使わないし。

けど、FDの角度の件が気になるので、もうちょっといじってみることに。つづく。


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【紺】ミニベロ7 フロントダブル化 〈実践編 1〉

さて、紺くんのフロントダブル化の見通しが立ったので、部品を揃えてみた。

マイクロシフトFD-R42HとシマノFD-5500 (2) まずはFD。microSHIFTのミニベロ専用、FD-R42H。フロントダブル、9速用。バンド径31.8mm(28.6mmアダプタ付属)。2個写ってるけど…奥のやつです。手前は、シマノのFD-5500。マイクロシフトはシマノ互換とは聞いていたが、なんか…形状とか構造とか、ものすごーくそっくりなんですけど、え、いいの?これ。ライセンス品なの?パクりなの??

マイクロシフトFD-R42HとシマノFD-5500 (1) FD-R42Hはチェーンステイアングルが大きいミニベロ用にディレイラー本体が後ろにオフセットされて、角度も回転しています。オフセット量は測ってないが、角度はおおよそで11°くらい回転してるっぽい。「CHAINSTAY ANGLE 72°~75°」なんてわざわざ文字が刻んであるが、箱の説明書きおよびウェブのスペックによると、対応アングルは70°~77°だそうだ。どっちなんだよ…。

マイクロシフトFD-R42HとシマノFD-5500 (3) よーく比べると、マイクロシフトの方が進化している部分がある。裏側スイングアームの根元が、シマノが片側支持なのに対し、両側支持になっている。この点はシマノもFD-5600から両側支持に変更している。あと、ガイドプレートの鉄板が、マイクロシフトの方が少し厚い。素材が違うかもしれないが、この時代のシマノのFD(FD-5500、FD-6500)は、外側ガイドプレートが弱くて曲がるという話があって、FD-5600からプレートに段差を付けて強化されているから、強度を考えてのことかもしれない。マイクロシフトのが時代的にいつ発売されたかわからないが、シマノをパクりつつも、ちゃんと改良もしているっぽい。「劣化コピー」じゃなさそうでよかった。

…ていうか、これ思いっきり「Flat Handlebar」って書いてあるじゃん!シマノSTIに使うつもりで買ってきたのに…。ドロップ用とフラット用でFDが別だということを全く気にしていなかった。というわけで、思いがけず変則的な使い方をすることになる→「フラットバー用フロントディレイラーをドロップハンドル(STI)で使う

シマノ純正 年代物のアウター受け ダウンチューブのアウター受けは、現在流通している唯一の商品と言われるMR.CONTROL CL-51 F ケーブルハンガー MrControl ミスターコントロール の代わりに、たまたま運良く手に入った20年くらい前のシマノの純正パーツを使用することにした。ただ、これは28.6mm用なんだよね。紺くんのダウンチューブは31.8mm(だと思うんだけど、厚ぼったい塗装のせいで32.2mm)なので、そのままでは付かない。まあ鉄だから無理やり広げればいいだろ、くらいの考えでやってみる。その後、BENEFIT?からもシングルのケーブルハンガー(アウター受けが1個しかない)が出ているのを発見。紺くんはリア用のアウター受けが最初からフレームに付いてるから、これでもよかったか。

シマノ ケーブルガイド SM-SP17-M 最後に、SHIMANO(シマノ) SM-SP17-M ケーブルガイド(M5/底摩擦樹脂タイプ/紫) Y66Y98500 。これって、通常のもの(青色)と、低摩擦樹脂タイプ(紫色)があるみたいだけど、アフターパーツでわざわざ低摩擦じゃない方買う人っているのかな?価格が違うって言っても100円ちょっとの差だし。

さて、あとは組み付けていくだけです。つづく。


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フラットバー用FDをドロップハンドル(STI)で使う

シマノのフロントディレイラーは、ドロップハンドル(STI)用とフラットバー用が完全に別物になっていて、互換性がないという。どうやらワイヤーの引き量が違っていて、フラットバー用(MTB用も同じらしい?)と比べると、ドロップ用のレバーの方が引き量が少ないようだ。Vブレーキとキャリパーブレーキの関係みたいだな。何も知らずにフラットバー用のFDを買ってしまったので(アホ)、これをどうにかしてドロップハンドルで使えないものかと、違いを比べてみた。

フラットバー用とドロップ用のFDアーム長比較 「シマノの」と言いつつ、フラットバー用(画像左)はマイクロシフト製で、しかもミニベロ専用のやつ(取付位置がオフセットされてる、FD-R42H)だけど、構造自体はシマノとほとんど同じなので許してください。ドロップ用(画像右)は、シマノの105(FD-5500)。古すぎて参考にならないと言われそうだけど許してください。さて、比べてみると一目瞭然、スイングアームのピボットからワイヤー固定位置までの長さが違う(=想定しているワイヤーの引き量が違う)。逆に言えば、それ以外は同じっぽい。じゃあ、ワイヤー固定位置を移動すればSTIで引けるんじゃね?ということで、アーム長をざっくり測ってみると…。画像に示してあるとおり、フラット用のFDでも、ワイヤーをボルトの反対側で固定(画像でいうと、ボルトの右側)すれば、ドロップ用とほぼ同じアーム長(赤い矢印)になるじゃないか…!当初はワイヤー固定位置をオフセットする金具でも作ろうかと思ったけど、その必要もないようだ。

ワイヤーを逆位置固定すると干渉しそう しかし仮組みした段階で、ひとつ問題点が発覚。フラット用とドロップ用ではアームの長さだけじゃなく角度も違うために、フラット用FDでワイヤーを逆位置に固定すると、ワイヤーの通り道がチェーンガイドプレート側に寄ってしまう(青色のラインが本来の位置、オレンジ色のラインが逆位置の場合)。すると、赤色の矢印の部分でディレイラーのスプリング部分にワイヤーが当たってしまうのだ。ディレイラーの型が違えばもちろん状況が変わるし、同じFDでも取り付け位置やワイヤーの取り回しによって必ずしも起きる問題ではないかもしれないので一概には言えないが。それに実のところワイヤーが当たっていても変速はできるのだが、まあとにかく当たるのです。

フラットバー用FDをドロップで引いてみた というわけでもうひと工夫を。ワイヤー固定ボルトに5mmくらいのスペーサー(赤い矢印)を入れて、ワイヤー位置を自転車の後ろ方向にオフセットした上で逆位置で固定してみた。スペーサーを入れるとボルトの長さが足りなくなるので、そこらに転がってたボトルケージを固定するポルトか何かを流用している。ワイヤーは2枚のワッシャーで挟んだだけ。固定力は問題ないけど、ワイヤー潰れちゃった…強く締めすぎたか。これでFDのスプリングとワイヤーのクリアランス(黄緑色の矢印)を三次元的に確保。

はたして、これで問題なく変速できました。至って軽快にチャキッと動く。トリム操作もOK。FDの場合、アウター側もインナー側もチェーンガイドプレートが止まる位置は調整ネジによって決められるので、実はワイヤーの引き量というのは、最低限の長ささえあればどうにでもなる気がする。なのでこの状態でシフターの操作に対するガイドの移動幅が本当に適正なのか分からないが(なんとなく普通よりもダイナミックに動いてる印象が)、比較対象がないし…って、よく考えたら、ワイヤーを正位置で固定して本当に変速できないのかとか、なんにも試してなかった…。まいっか。

結論。フラットバー用FDでも、ワイヤーをボルトの逆位置で固定することで、ドロップハンドル(STI)で使用可能。ただし、ワイヤーのラインが変わってFDのどっかに干渉したりする可能性があるのと、ワイヤーの角度的にインナーからアウターへのシフト操作が重くなる可能性がある(ような気がする)。あとマイナーな問題を挙げれば、ワイヤーを逆位置で固定するということは、ボルトを締める方向がワイヤーが緩む方向になるので、ワイヤーがピンと張った状態で固定するのが難しい。ワイヤーアジャスターがあると便利。まあ、言うまでもないけれど“本来の性能”は期待できないと見ておくべきだろうけどね。

逆の場合(フラットバーロードにドロップ用FDを使う)はそもそもアーム長が足りないので、部品でも作らない限り不可…だと思う。

シマニョーロとかやってる人からしたら何を今更な話かもしれないが。クロスバイクをドロップハンドル化しようと思ってる人などは、FD買い直す前に一度試してみては。変速性能が多少悪くても(実際悪いとは思わないが)死にはしないから、そのお金でブレーキを強化するなどした方がよい。フロントトリプルの場合?…誰か試してみてください。


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タイヤ外径の公称と実測

というタイトルの割に正確な実測はしてません。インチアップの話にはタイヤ外径の話が常に付きまとう。しかし、幅をミリ、ハイトを幅に対するパーセンテージ、リム径をインチで表示するなんていう正気とは思えない表記法のため、話がややこしくなっているのです。

で、同じ呼びサイズのタイヤでも、当然メーカーやモデルによって実際のサイズは違うわけで。しかも、ゴム製品だし、組むホイールのリム幅が違えば外径も変わるし、使えばすり減るので、更に公称と実寸には差が出るわけで。タイヤスペック検索とかすると、外径などのメーカー公称値が見られるが、総幅はリムガードとかも影響してくるので各社まちまちの数字になっているものの、外径に関しては、同じ呼びサイズであれば、多くのメーカーが同じ数値(計算上の外径と同じ)を表示している。が、中には計算上の数値とは違う数値を表記しているところもあるので、一応単純な呼びサイズではなく、設計上の数値なのだろう。これってどのくらい当てになるのだろうか。

195/40ZR17と205/40ZR17の外径差

左は、ミシュランのパイロットスポーツ3、205/40ZR17。外径は596mm(公称値)。右は、ピレリのPゼロネロ、195/40ZR17。外径は588mm(公称値)。…どう見ても半径で4mm、直径で8mmの差には見えないんですけど…。

実際は、左のミシュランはほとんど新品なのに対し右のピレリは少しすり減っているのと、組んでいるリム幅がどちらも7.5インチ、つまりミシュランは標準リム幅だがピレリは標準より半インチ広いリムに組んであるので、その分外径が小さくなっていることは考えられる。でも減ってると言ってもせいぜい2mmくらいだし、リム幅の多少の変化くらいじゃ外径はそんなに変わらないと思うけどなあ、と思って計算してみたら、標準の7インチリムでハイトが最大になると仮定すると、7.5インチリムで1mm、8インチで2mm、直径が小さくなるだけ。誤差だった。

じゃあ、多く見積もってもミシュランとピレリの現状の外径差は半径で7mmかそこら。…あれ、意外と妥当?と思い、写真を撮った時から1年以上を経て、今さらのようにざっくりと直径を測ってみたら、ミシュランは592mmくらい。1年の間にすり減った溝の深さを考慮すると、新品時は595mm程度と思われる。ピレリは、582mmくらい。減ってる分と、リム幅の影響を考えると、新品時で標準リムに組んだ場合は587mm程度か。あれ、正確に測定したわけじゃないけど、ほとんど公称どおり?

公称値が同じでも実測はこんなに違うんだぞ、と言いたかったのに逆の結果になってしまった。いずれにせよ、この、半径にしてわずか4mmという違いで、フェンダー内側にあちこち干渉したり、随分大変な目にあいました。ヨーロッパ車のフェンダー内クリアランスの少なさは本当にシャレにならん。


ミニベロ7 フロントダブル化 〈準備編〉

紺くんのフロントダブル化をそろそろ本気で考えてみる。別に必要性は感じないんだけど(線路の下をくぐる地下通路の出口の急坂くらいなら53-21Tで上れるし、紺くんで日常的に走る範囲に長い坂や激坂はない。あっても通らない)、クランク交換の際に無駄に取り付けたインナーチェーンリングが暇してるし、STI化した左レバーが泣いてるし、せっかくなので。あと、どうにか全段使えるようにはなっているものの、リアセンター360mmのミニベロでフロントシングル×リア9速はさすがにチェーンラインが厳しいので、というのが一番もっともらしい理由か。

元々フロントシングルの紺くんだが、そういうわけでSTIとインナーチェーンリングは既に付いてるので、あとはFDを付けてワイヤーの通り道だけ作ってやれば簡単にダブル化できると思ってた。しかし…。

よくよく考えたらミニベロってハンガー下がりがマイナスだからFDの取り付け位置も本来はシートチューブより後ろに回転させるべきだよなぁ、と気付いていろいろ調べてみて、そこで初めて「チェーンステイアングル」というものを知った…。普通のロードとかは63-66°くらいで、ミニベロでこの角が大きくなりすぎると、変速性能が落ちたり、ギアの歯数によってFDの羽とチェーンが接触するなどの不具合が出るらしい。そういえばラレーのRSWだかはFDを取り付けるためだけにわざわざシートチューブの後ろに変な棒がニョキっと生えてたが、そういうことだったのか。で、でもビアンキのミニベロ8とか10は普通のFDが普通に付いてるだけっぽいし…と思ってチェーンステイアングルをざっくり計算してみたら、ミニベロ8&10(シート角70°、リアセンター380mm、BBドロップ-5mm)は71°くらい。それに対してミニベロ7(~2013年モデル、シート角74°、リアセンター360mm、BBドロップ-20mm)は、脅威の77°くらい。これはさすがに問題が出そうだ。

ここまできて初めて、ミニベロのためにFD位置をオフセットするパーツが存在することを知った。

KCNC フロントディレーラーブラケット

軽量コンパクトだし、カラーが6色も選べるし、細身のフレームには嬉しい28.6mmサイズがあるし、価格も手ごろ。もうコレで決まりでしょという感じだが、オフセット量が角度3°、後方10mm。ミニベロ8あたりなら問題なさそうだが、ミニベロ7くらい極端なチェーンステイアングルだとなんとなく物足りない気がする(計算したわけでも、試したわけでもない)。

GIOS ミニベロ用 FD アングルアジャスター
GIOS ミニベロ用 FD アングルアジャスター
GIOS ミニベロ用 FD アングルアジャスター
鉄メッキというところがジオスらしい。しかしネットを見る限り、無骨すぎてカッコ悪い、という意見が多いようだ。私は嫌いじゃないが。2014年GIOSカタログを見ると、歯数もジオメトリも全く同じなのにモデルによって付いてたり付いてなかったりする(ANTICOだけ付いてないっぽい)。FDの違い?それとも、変速できないわけじゃないから安いモデルには付けない?

Tyrell FDバンドアダプター
Tyrell FDバンドアダプター
Tyrell FDバンドアダプター
オフセット角12°。20インチのミニベロロードを本気で設計したらフルサイズロードとのチェーンステイアングルの差はそのくらいになるはずなので、さすがタイレル、よく分かってらっしゃる、という感じ。スッキリした形状だが、細いチューブには34.9mm用にアダプタ使用というのが、クロモリ派には残念なところか。しかもそのアダプタサイズも28.6mm用はなく、カドワキ塗装の29.2mm専用らしい。まあ、クロモリですらなくハイテンに厚ぼったい塗装のミニベロ7は実測28.9mmだったりするのだが。

自転車工房.com FDオフセットアダプター
自転車工房.com FDオフセットアダプター
ミニベロに...FDオフセットアダプター
シルバーだし、28.6mm用だし、クラシック系クロモリには最適な感じ。普通の直付バンドにスペーサーを挟んだだけという、自作感溢れる作りだが、自作する手間を考えたら妥当な価格か。2014年ビアンキカタログを見ると、PISA SPORTにコレっぽいものが付いているように見える。

それから、有限会社 金澤輪業からも20インチミニベロ用のいい感じのFDブラケットが出ているが、この記事書いてる時点では欠品中。

結局必要なのかどうかもよく分からないが、とりあえずこの中から選んでみるか…でもちょっと待てよ、直付けのFDなんて持ってないので、コレ買った上でFDも新たに買わなければならない。なんかもうちょっとスマートにまとめられないかな?と思ったら、あった、ありました。

microSHIFT FD-R42H

microSHIFT FD-R42H
マイクロシフトから出てました。ミニベロ用に最初からオフセットされてるFD。チェーンステイアングル70-77°に対応。シマノ互換(一応)。FDごと新たに買うならコレしかないでしょう。↑の尼リンクは、説明には「Front Double」と書いてあるのに画像が9速フロントトリプル用の「FD-R439H-B」(チェーンステイアングル72-75°)になってる。フロントダブル用は「FD-R42H」なので要確認。まあ、この時点ではもう一点、見落としていることがあるのだが。ヒント:ハンドル形状。

しかしシマノは小径車専用コンポ「カプレオ」なんていうのを出してるくせに、こういうFDは出さないのね。カプレオのクランクはシングル一択だし。小径車に力を入れたいのか入れたくないのかよく分からない。チェーンリングが45Tだったり、内容的にミニベロを高速化しよう!という目的のコンポではなさそうだが、それなのに専用フリーハブまで作って9Tや10Tを用意する意味が分からない。だったらチェーンリングを45Tじゃなくて55Tにすればいいのに。そのへんはサードパーティによってやり尽くされた感があるから、大手じゃないとできない「専用フリーハブボディ」という方向に進んだのかな。実は深い思惑があるのか。だとしたらFDのオフセットなんていうのは完全にサードパーティの役目だ。

あとは、後付けのアウター受け(ケーブルハンガー)↓

BBシェル下に付けるケーブルガイド↓

この2つを揃えればフロントダブル化できそうである。


耳をすませば逆走・無灯火・二人乗り

ネットでは散々指摘されてる(たぶん)ことなので、今更ではあるけれど。スタジオジブリ制作の映画、『耳をすませば』(近藤喜文 監督、1995)に出てくる、自転車のシーン。以下のカット(図A、B)はすべて同映画からの引用。

耳をすませば 自転車 無灯火 〈図A〉夜明け前。少年(天沢聖司)が少女(月島雫)を自転車の後ろに乗せて、走りだすところ。あたりはまだ暗いが、自転車のヘッドライト(フェンダーにあるなんてオサレ)は、点灯していないようだ。無灯火で二人乗りである。走ってる場所もこの時点で逆走だが、その点は以下に。

耳をすませば 自転車 逆走 〈図B〉そのすぐ後のシーン。街灯もだけど、トラックのヘッドライトが青白い。完全にHIDの色だ。時代的にハロゲンだろうから、もっと電球色っぽい色にしないと…っておい、自転車の話だったろ。はい、完全に逆走ですね。図Aのシーンからそのまましばらく反対車線のど真ん中を堂々と逆走※1していって、これは正面から走ってきた大型トラックを避けるように右端にスッと寄るところ。どうやら路肩にはほとんど余裕がないようだ。なんという危険行為…。

蛇足的に書くと、聖司が自分の身幅感覚でトラックを避けると、両足が左側に出ている雫はこれ以上避けようがなく、心理的に相当な恐怖を感じるはずだ。それに、2台続けて来ているうちの後続のトラックからは逆走自転車が直前まで見えないので、先行のトラックが直前に避けたりすると、後続のトラックは反応できずになすすべもなく正面衝突、という可能性も十分にあった。よく死ななかったな。劇中のセリフじゃないけど、「奇跡だ」。

というように、無灯火で二人乗りで逆走という、完全3アウトチェンジを犯している。でも、重要なのはそれ自体ではない。この映画はガキの頃に一度ならず観ているはずだが、そのときはこの点に関して全く、微塵も、何も違和感を感じたことがなかった。ちょっと自転車をかじるようになった以降に観て初めて、「うわぁー」って思った。身をもって強く実感したわけだが、昔の私を含め、自転車をかじっていない一般人のほとんどは、このシーンは“自然”すぎて、何かを思うことすらないだろう。まして「それ違反だろ」と野暮なツッコミをする人など皆無だろう。ようするに、その程度の認識なのである。自転車を趣味にしているような一部の人を除けば、みんな「逆走」という概念すら頭にないのだ。二人乗りはさすがに違反だとみんな知っているだろうが、それだって、「学校の廊下を走る」のと同じレベルの“悪いこと”としか思っていない。

この映画に登場する自転車については、『アオバ自転車店へようこそ!(2)』(宮尾岳、少年画報社、2012)内で超~詳しく紹介されている(同コミック内では「瞳こらせば」というタイトルに改変されているが、この映画のことを言っているのは間違いないだろう)が、それによると、この映画の作画監督は、あの『茄子 アンダルシアの夏』(高坂希太郎 監督、マッドハウス、2003)の監督兼作画監督と同じ人物だ。自転車が絡む部分に強いこだわりを持って描かれていることは想像に難くない※2。ということは、このシーンはきっと、明確な意図のもとに、こういう描き方をしているわけだ。二人乗りは演出上必要だとして、ちゃんとライト点けて、左側を走って、安全確認をしてから道路を渡っていたら、それこそ不自然だと。無灯火で、敢えて漫然と逆走してみせることで、見事に少年の“リアル”を描いてみせているのだ。制作者の手腕に感嘆せざるを得ない。

誰か有志で、この映画のバッドエンドバージョンを製作してくれませんかね。聖司と雫は、ここでトラックにはねられ、聖司は即死。雫も意識不明の重体。早朝にこっそり家を抜け出しているため、所持品は何もない。身元が分からないまま病院に運ばれ、誰にも見とられずに息を引き取る。雫がいないことに家族が気づいて慌てだすのは、そのずっと後…。いきなりそのシーンだけじゃなく、2時間の映画の最後がこの結末というのは、相当キツイだろう。夢と希望と可能性に満ちた少年が、悲惨な、それでいてあっけない死を迎えることで、自転車での無灯火二人乗り逆走の危険性を訴え、ルールとマナーを守ることを呼びかける。日本全国の小中学校や交通安全センターで、教材として広く使われることは間違いない。


アオバ自転車店へようこそ!の表紙ではちゃんとライトを点けているところがまた。


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【紺】ハンドル交換 NITTO M106NAS

ミケにM106NASを装着して、その使い心地の良さに心底惚れ込んでしまい、これは紺くんにも導入せねば、とは思っていた。が、障害が二つほど。ひとつは1万円に迫る価格。良いものなのは分かるけど、その半分も出せば普通に使えるものが買えることを考えると躊躇してしまう。熱処理で高剛性?街乗りチャリの紺くんにはオーバースペックでしょう。もうひとつは、ディズナJ-FITを装着した現状で、ポジション自体は非常に満足してしまっていること。今これだけハマってるのに、交換して悪化したら目も当てられない。

後押しする要素も二つ。ジェイフィットは使い勝手は良いものの、形状が気に入らない。もちろん見た目の、という意味だけど、下ハン形状に関してはM106と比べると使い勝手も劣る。下ハンをよく持つようになってすごく気になるようになった。アナトミック嫌い。アナトミックシャロー最高。そしてもう一つの、最大の要因は、ジェイフィットのカラーがブラックであること。紺くんに黒色のパーツは要らない。ハンドルの色なんて、バーテープの終わりからステムまでのわずかな範囲しか見えていないし、その上にサイコンやライトを取り付けるから、ほとんど問題にならないだろうに、気になりだすと止まらないのである。結局、このわずかな部分の色をシルバーにしたいがために、ハンドル交換に踏み切ったようなものである。ついでにバーテープも巻き直しとなると出費がかさむなーと思っていたが、よく見たら以前に買ったバーテープのストックがあるのを発見し、即実行した。

紺くんに Nitto M106 NAS ネットで画像を漁った段階で、M106にこの時代のSTI(ST-4400だけどST-5500とST-7700もだいたい同じだろう)を組み合わせると、ブラケット上がフラットにならないことは想像していた。案の定だった。無理にフラットにしようとすると、ハンドル肩のつぶし加工との繋ぎ目が合わなくて却って変なポジションになる。なので、ブラケットは少し上向きになる。その分、ハンドル肩から先が気持ち前下りになるように、ハンドルを「しゃくる」。都合、わずかだけどハンドル肩から「下がって上がる」感じになる。ブレーキレバーの角度を見るとジェイフィットのときよりブラケットがだいぶ上向きに思えるけど、試走した結果、この状態に落ち着いた。

紺くんに Nitto M106 NAS 全体図 うん、まず見た目に満足。色がシルバーになった…のはこの角度だとまったく分からないけど、印象の変化は大き…くもなかった。でもこのわずかな違いが重要なのです。ステムが上向き(といっても90°だけど)なので、コラムからブラケットまでのラインが、「上がって下がって上がる」というラインになるのが、ものすごくイヤなのだけど(モドロのヴィーナスとか3Tのモルフェウスとか嫌)、これは微々たるものなので特に気にならない。そんなことよりも、アナトミックシャローの下ハンの滑らかなラインが、自転車全体のシルエットを引き締める…かどうかは見る人によって変わる。

交換が終了して、走ってみた結果。の前に、最近サドルが低い気がしていたので(ミケよりも意図的に5mmほど低くしていた)、ミケに合わせて5mm上げてみた。そしたら、漕ぎやすくはなったけどそれ以上にハンドルが低くなったことの方がインパクト強くて面食らったが、測ってみたらハンドル落差がミケと同じになってた。街乗りリラックスポジションのつもりだったのに。まあいいや。で、走ってみた結果。

この、どう表現したらいいんだろう。ポジションがバッチリ決まったレーシングバイクに「パカッ」とハマる感じ(想像)とはまた違う、極上の包まれ感。見るからに心地よさそうなフカフカのソファにボフッと座ってみたら想像通り心地よくて、うひゃーって幸せな気分になった感じ。サドルを上げたこともあって以前よりバイクの上に浮かんでる感が強くなったから、魔法の絨毯みたいなものか。この心地よさに包まれて、どこまでも走っていけそう…に一瞬思えるけど漕いでいる人間がそういった力を持ち合わせていないのですぐに魔法が解けてしまうのだが。心配だった下ハンでのブレーキレバーの遠さも、さすがにジェイフィットより遠いけど、全然問題ない範囲。決して近くはないので、手の小さい人にはレバーの角度調整スペーサーが必要になるかも。

でもこれは本物だ。本当に良い自転車になった。今さら26.0mmクランプで良いハンドルを探しているなら最初からNITTOのM106NASを買うのが最大の近道である。と、いろいろ買ってみてコレに行き着いた人間が言ってみる。もっと早く行き着きたかったわけだが。ただ、アナトミックに抵抗がなくてコストパフォーマンスを気にするならジェイフィット最強だろうとも思うので否定はしない。特に下ハンでのレバーの近さではディズナ圧勝。



テーマ : 自転車
ジャンル : 車・バイク

ドライブレコーダー Garmin GDR32

物騒なご時世だしドライブレコーダーを付けたいなーとはずっと思っていたものの、なかなか付けるきっかけもなかったので、なんでもないタイミングで付けてみた。単にドラレコとしてなら安いやつで十分なのだろうけど、車載動画的に映像を残したりして遊びたかったので、思いきり奮発して画質に定評のあるガーミンのGDR32に。ガーミンのナビを使い続けていてガーミン贔屓だったというのもある。あと32GBのmicroSDHCカードも同時に(本体には8GBのが付属している)。実際に付けたのは少し前のことなので、過去記事に既にドラレコで撮った画像が使われていたりする。

GDR32取付位置 本体はそれほど小型でもない感じだが、設置位置はルームミラーのステーの直下、左右は無駄にこだわりを持って車両の超ど真ん中にしてみた。ルームミラーの下に本体が半分くらいはみ出しているが、視界の邪魔になることはまったくない。装着した状態で車検通したので取付位置はまあ問題ないはず(ぶら下がってる本体はガラス上部から20%の範囲に入っていない気がするが、台座の貼付け部分が範囲内に収まっていればOKなのだろうたぶん)。ただ、ルームミラーの下に本体が半分くらいはみ出している=逆に言えばディスプレイが半分ミラーに隠れてしまっている。本体のディスプレイで動画を確認することなんてまずないし、下から覗き込めば設定とかはできるので、これはこれで問題なし。ステーの保持力は非常に良く、走行時はもちろん、SDHCカードの抜き差しくらいでは意図せずして角度が変わってしまったりすることは全くない。ダッシュポードの反射がどうしても解消できないので、仕方なく映り込みそうなもの(レーダー探知機とか)をダッシュポード上に設置しないことで対処した。結果、ダッシュボードがスッキリした。

GRD32静止画1 スペックとしては1080pのフルHDで常時30fpsとのことだが、日常的に記録するなら720pで十分。特に記録として残したいときだけ画質を上げればいい。32GBのmicroSDHCを使えば1080pで約7.5時間、720pだと約16.5時間記録できるから、旅の記録としても十分だろう。走行中にボタンひとつで1920x1080の静止画を残せるし、後からPCの専用ソフトを使って動画から静止画を抜き出すこともできる。ちょっとなんでもない道の動画(1080p)から静止画を抜き出してみた。59km/hで走行中でもアスファルトのひび割れが写る。

GDR32静止画2 トンネルに入ったり出たりするときはもちろん、ちょっとした日影や照明の有無にも即座に明るさを合わせてくれるし、夜間もとても綺麗に映る。ちょっとなんでもない道の動画(720p)から静止画を抜き出してみた。整備不良(左ブレーキランプ切れ)な上に停止線大幅オーバー(というか、まだまだ信号が変わる気配すらないのにどんどん前に出ていった)のアホな車を晒してみた。ナンバーが真っ白なのは、ヘッドライトが当たってると白飛びしちゃうためです。ライトを消すか、もっと接近すればナンバーは読み取れる状態で写る。ちなみにこの車はこの先しばらく直進したあと、突如センターラインを割って右に大きく膨らんだかと思うと、ウインカー出さずに左の路地に入っていきました。イラッ。

あと、試していないけど、バッテリー内蔵で電源供給がなくてもしばらく継続して記録できるので、エンジンを切ったときシャットダウンさせないようにすれば、ちょっと駐車しておくときの簡易的な監視カメラにもなる。

気になる点といえば、LED信号にも対応しているものの、状況によって赤色の灯火がほとんど白に近い感じで映るときがある(色が全く判別できないわけではないので困るものではない)のと、たまにLED信号や掲示板などが素早く点滅したり横縞に映るときがある(西へ東へ走り回っていたので、50Hzと60Hzの設定がその地域と合ってなかった可能性も…ていうかGPSで自動設定してくれればいいのに)ことくらい。あと、Gセンサーで衝撃を検知すると自動でその瞬間を含む動画ファイル(とその前後のファイル)を保護するのだけど、Gセンサーの感度を標準にしておくと、足回りガチガチ乗り心地最悪のプントでは、しょっちゅうセンサーが反応して動画ファイルを保護しまくってしまう。センサー感度を鈍くしたらほとんどなくなった。けどコーナリング中に路面のギャップを拾った時などにまだ稀に検知してしまう。そして、一度ファイルが保護されると、本体の操作では消去できないのが厄介。

試しに助手席の荷物が落ちるくらいガツンとブレーキ掛けたりして車体を前後に揺すってみてもGセンサーは働かなかった(軽~く追突した/されたくらいでは反応しないのでは?)のに、ゆっくり走っていても路面の穴とかで車体が左右にカクッと傾くとセンサーが働いてしまうときがある。この点がどうも解せないのだけど、PCの専用ソフトで再生すると前後左右および上下のGセンサーグラフが表示できるので、サーキット走行とかの記録として使っても面白いかもしれない。というか、サーキット走行の記録に使うなら、GDR35D(前後同時録画)で、フロントカメラは普通に前方、リアカメラでドライバーを撮影するようにセットすると面白そう。

とりあえず、価格なりの価値はあると思う。



Peugeot 206WR

プジョー206WR プジョー206は珍しくもなんともないけど、これは…!おそらくワイエムワークスというところが出してるコンプリートカーもしくはボディキット装着車、206WR。迫力の全幅1770mmで3ナンバー登録。隣のヴィッツRSが小さく見えるのは遠近法だけではないだろう。内装やバッジから、ベースは206RCと思われる。

普通のデルタからエヴォルツィオーネになったくらい迫力あるね。2013年も終わろうとしている今、自分の中で一番アツいフランス車である。…208がデビューして久しいというのにね。


自転車横断帯が消滅

自転車横断帯が消滅 いま、都内で(他の地域は知らん)交差点の「自転車横断帯」がものすごい勢いで塗り消されている(実は昨年から「撤去する」という発表はされていたらしいが)。法改正で自転車の路側帯逆走禁止になるのに合わせて急ピッチで作業を進めているのだろうか。まあ、自転車が車両ではなく歩行者の仲間であるかのように錯覚させる元凶のひとつだったから、良いことではある。

素晴らしく絵心のあるイラストで説明すると、
自転車レーンあり交差点今までこうだったものが、
自転車レーンなし交差点こういう普通の感じになる。けど、歩行者用信号の「歩行者・自転車専用」の標識はそのままなので、相変わらず自転車は歩行者用信号に従わなければならないらしい。これによって何が変わるのか。

注:この交差点は、周囲の歩道に「自転車通行可」の標識があるとして見てください。赤い矢印が「自転車に乗って走行」、黄緑の矢印が「自転車から降りて押して歩く」です。

自転車レーンあり直進 今まで、この交差点を直進する時は、こういう無駄な動きをしなければならなかった(矢印が一旦歩道に上がってるけど、これは間違いっぽいのでスルーしてください)。そのため、少しオフセットした位置にある自転車横断帯を渡って再び車道に戻るときに、(後方確認するのは当たり前としても)後ろから直進してきた自動車に跳ね飛ばされる危険が付きまとっていた。

自転車レーンなし直進 それが、こういうふうに、普通に直進できるようになる。これは素晴らしいことだ。これで歩行者用信号に従えというのは違和感があるが。

自転車レーンあり右折1 右折するときも、こういう動きを強いられていたのが(直進の場合と同じ危険がある)、

自転車レーンなし右折1 原付の二段階右折と同じ感じになった。これも地味だけど素晴らしいことだ。地味じゃない変化と言えば…

自転車レーンあり右折2 今までは、右折したいとき、直進方向の信号が赤で右折方向の信号が青だった場合は、左図のように先に右折方向に道路を横切ってから信号を待って直進方向に渡る…という方法で時間短縮が可能だった(…違反じゃないよね?)。

自転車レーンなし右折2 けど、自転車横断帯がない場合、自転車は横断歩道を走れないので、どうしても右折方向に先に渡りたい場合は、自転車から降りて歩かなければならなくなる。横断歩道を避けて通行したら、もちろん車道逆走である。なので、直進方向の信号が赤の場合は、赤信号を2回分待つか、降りて歩くか、二択である。まあ、だから困るっていう類の話ではない。

自転車レーンあり歩道を逆走 問題は、このように、歩道(自転車通行可)を逆走してくる人だ(歩道は左側通行しろとは言われていないので、正確には逆走とは言わないけれど)。

自転車レーンなし歩道を逆走 これからは、歩道(自転車通行可)を逆走してきた人は、横断歩道を渡る時だけ、自転車から降りて押して渡らなければならなくなる。乗ったまま横断歩道を渡ったら違反だし、横断歩道を避けて渡ったら車道逆走である。…歩行者のつもりでママチャリに乗ってる人たちがいちいち守ると思う?

こうなったら、せめて歩道でも左側通行を徹底して逆走禁止にしないとおかしいよね。少なくとも、歩道内に設けられた自転車道(もどき)が相互通行可能なのは絶対におかしい。あの自転車道作った人絶対頭おかしい。さもなくば、「自転車通行可」の歩道の間にある横断歩道は自転車横断可にするしかない。

…上記は道路交通法をちゃんと調べもせずに書いているので、間違いはご容赦ください。気づいた人はこっそり指摘してください。


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